vSphere サービスにファイルをアップロードすると失敗する場合がある
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vSphere サービスにファイルをアップロードすると失敗する場合がある

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Article ID: 319354

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VMware vCenter Server VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

Symptoms:
免責事項:これは英文の記事「Error: "The operation failed for an undetermined reason" transferring files through vSphere Client」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

コンテンツ ライブラリまたはデータストアのいずれかへのファイル アップロードを開始するか、OVF または OVA テンプレートを展開しようとすると、操作が次のエラーで失敗します:

不明な理由で操作が失敗しました。通常この問題は、ブラウザが証明書を信頼できない場合に発生します。自己署名証明書またはカスタム証明書を使用している場合は、下記の URL を新しいブラウザ タブで開いて証明書を受け入れてから、操作を再試行してください。

https://target-ip


Environment

VMware vCenter Server 7.0.x
VMware vCenter Server 8.0.x

Resolution

この問題を解決するには、それぞれのシナリオの解決策に従ってください。

解決策1:

1.ウェブブラウザから、ポート番号や「vsphere-client」拡張子を追加せずに、vCenter Server システムまたは vCenter Server 仮想アプライアンスのベースURLにアクセスしてください。

例:
https://vcenter.domain.com/
vCenter Server の FQDN をウェブブラウザに入力します。

2.右側のグレーのボックスの下部にある "Download trusted root CA certificates" リンクをクリックして、ファイルをダウンロードします。






注: "Download trusted root CA certificates(信頼されたルート CA 証明書をダウンロード)" をクリックしてテキストを含む新しいタブを受け取った場合は、別のブラウザで同じリンクを開くか、右クリックして[名前を付けてリンク先を保存...]オプションを選択します。

3.ファイルの拡張子を .zip に変更します。このファイルは、 VMware Endpoint Certificate Store (VECS)内のすべてのルート証明書とすべての CRL の ZIP ファイルです。

4.ZIPファイルの内容を抽出します。2種類のファイルを含む .certs フォルダーが作成されます。拡張子が番号(.0、.1など)のファイルはルート証明書です。拡張子がrで始まるファイル(.r0、.r1など)は、証明書に関連付けられた CRL ファイルです。

5.オペレーティングシステムに適したプロセスに従って、信頼できる証明書として証明書ファイルをインストールします。
Microsoft Windows では、Manage trusted root certificates の手順に従うことができます。

 

メモ:

  • Firefoxブラウザには独自の信頼されたルートストアがあり、オペレーティングシステムストアを使用しません。 Firefoxを使用している場合は、上記のように証明書をダウンロードし、[設定] > [プライバシーとセキュリティ] 内の [証明書] [証明書を表示...]をクリックし、[認証局証明書] タブで [インポート...] します。
  • 特殊文字を含む一部のデータストアでは、ファイルをダウンロードできません。場合によっては、データストア名から特殊文字を削除すると、ダウンロードできるようになります。

解決策2:

Serenity データベースに問題がある場合には SerenityDB をリセットしてください。

Serenity データベースをリセットした場合の影響はごくわずかです。リセット後に Web クライアントを介して vCenter に接続するとき、そのデータベースを再構築する間、通常よりも数秒長くかかります。

手順:

    • vSphere6.0 バージョンのアプライアンスの場合
      # service vsphere-client stop
      # rm -rf /etc/vmware-vsphere-client/SerenityDB/serenity/*
      # service vsphere-client start
    • vSphere 6.5.x および vSphere 6.7.x の場合
      # service-control --stop vsphere-client
      # rm -rf /storage/vsphere-client/SerenityDB/serenity/*
      # service-control --start vsphere-client
    • vSphere 7.0 以降の場合
      # service-control --stop vsphere-ui
      rm -rf /storage/vsphere-client/SerenityDB/serenity/*
      # service-control --start vsphere-ui
    • Windows の場合:
      # cd <C:\Program Files\VMware\vCenter Server\bin>
      # service-control --stop vspherewebclientsvc
    • 下記のフォルダのコンテンツを削除してください。
      <C:\programdata\vmware\vCenterServer\data\vSphere Web Client\SerenityDB\serenity>
      #service-control --start vspherewebclientsvc 

解決策3:

  • ファイルアップロード失敗時のタスク横に表示される「詳細…」をクリックすると、vCenter Server が信頼できていない ESXi ホストの Host Client へのアクセスURLが表示される場合があります。
    この ESXi ホストの Host Client にアクセスすることで、ホスト証明書の受け入れが完了し、信頼の問題を解決することができます。
    • 万が一、ESXi ホストの Host Client にアクセスする際に HSTS 関連のエラーが発生する場合、以下の手順を試してください:
        • 対象の ESXi ホストの Host Client のウェブページのブラウザクッキーを削除するか、すべてのクッキーを削除します。
    • ブラウザクッキーを削除した後、ESXi ホストの証明書を承認し、ESXiホストの Host Client のログインページに進むことができることを確認します。
    • ESXi ホストの Host Client へログインが完了したら、vSphere Client からのファイルアップロードが可能となります。

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