CAIRIMUコマンドを実行してLMPキーのもつEXPIRY1とEXPIRY2の情報を表示できますが、このEXPIRY1の日付を過ぎてから、もしくはEXPIRY2の日付を過ぎてから出力されるメッセージに違いはあるのでしょうか?
Release : All
OS : z/OS
例1から例4は、以下のLMPキーを設定した場合の出力メッセージの遷移です。
PROD(xx) DATE(31DEC24) CPU(*SITE*-/12345678) LMPCODE(IAPFUMB4H7GQIOAA)
<CAIRIMUコマンド実行結果>
CAS9002I
CAS9087I Prod (xx) viols|warns/stat(000/N) Warnstart(Sun, 08-Dec-2024)
CAS9088I Expiry1(Wed, 08-Jan-2025) Expiry2(Fri, 07-Feb-2025)
CAS9123I Product name(xxxxxxxx )
(例1)EXPIRY1の当日までに出力されるメッセージ
CAS9182A, CAS9012A および CAS9013A
(例2)EXPIRY1以後に出力されるメッセージ
CAS9181A, CAS9180E, CAS9012A および CAS9013A
EXPIRY1(有効期限)を過ぎると、エラーメッセージは出力されても製品は動作しますが、ライセンス契約がなく無許可でのご利用の状態となります。
(例3)EXPIRY2以後に出力されるメッセージ
CAS9180E, CAS9012A および CAS9013A
EXPIRY2(有効期限)を過ぎると、エラーメッセージは出力されても製品は動作しますが、ライセンス契約がなく無許可でのご利用の状態となります。
(例4)EXPIRY1、2 を過ぎた日付の LMPキー に対してCAS9を実行するとCAS9125Eのメッセージが出力されます。
CAS9115I - Input: PROD(xx) DATE(31DEC24) CPU(*SITE*-/12345678)
LMPCODE(*******
CAS9125E - Invalid data: Key tampering detected or transcription error
<その他、有効期限切れのライセンスに関するメッセージは以下の通りです>
CAS9012A nnnn LICENSE WARNINGS/VIOLATIONS ON CPU @@@@@@
CAS9013A PRODUCT xx ABOUT TO EXPIRE OR IS EXPIRED AND IS IN USE
CAS9180E - CPU @@@@@@ REQUIRES A LMP KEY TO RUN PRODUCT (xx) xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
*CAS9181A - ENFORCEMENT POSTPONED DUE TO xxxxxxxxxxxxxxxxxxx
*CAS9182A - WARNING: LMP KEY PRODUCT (xx) xxxxxxxxxxxxx EXPIRES IN $$$ DAYS
* 印のついたメッセージは高輝度メッセージです。
なお、EXPIRY1、2以降は、早急に製品のご利用を停止の上、十分な有効期間を持つ新しいLMPキーをご入手ください。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC003061
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