モードは、CA Top Secretが動作するセキュリティ・レベルを表し、導入からセキュリティの完全実施まで、4つのモード(DORMANT, WARNING,IMPLEMENT, FAIL)が使用できますが、どの範囲に対して設定できますか?
OS: z/OS
モードは、セキュリティ環境の段階的な実施を計画する場合に大変有用で、以下の5つの範囲に対して設定できます。
そして、モードの設定は、5 → 4 → 3 → 2 → 1の順で優先されます。
1. システム全体
2. ファシリティ単位
3. プロファイル単位
4. ユーザー単位
5. リソース単位
各範囲に対してモードを設定する場合は、以下の方法で行います。
〇 システム全体
・TSSPARMファイルに、MODEコントロール・オプションを設定
MODE(WARN)
・TSS MODIFYコマンドで設定(一時的な変更)
TSS MODIFY(MODE(WARN))
〇 ファシリティ単位
・TSSPARMファイルに、FACILITYコントロール・オプションを設定
FACILITY(TSO=MODE=IMPL)
・TSS MODIFYコマンドで設定(一時的な変更)
TSS MODIFY(FACILITY(TSO=MODE=IMPL))
〇 プロファイル単位
・TSS PERMITコマンドで設定
TSS PERMIT(PRODPROF) MODE(FAIL)
〇 ユーザー単位
・TSS PERMITコマンドで設定
TSS PERMIT(TSTUSR1) MODE(WARN)
〇 リソース単位(※ FAILモードのみ設定できる)
・TSS PERMITコマンドで使用権設定時にACTIONキーワードで設定
TSS PERMIT(ALL) DSN(SYS1.) ACC(READ) ACTION(FAIL)
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002847
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