CA Top Secret:モードの設定できる範囲について
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CA Top Secret:モードの設定できる範囲について

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Article ID: 193599

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Top Secret

Issue/Introduction

モードは、CA Top Secretが動作するセキュリティ・レベルを表し、導入からセキュリティの完全実施まで、4つのモード(DORMANT, WARNING,IMPLEMENT, FAIL)が使用できますが、どの範囲に対して設定できますか?

Environment

OS: z/OS

Resolution

モードは、セキュリティ環境の段階的な実施を計画する場合に大変有用で、以下の5つの範囲に対して設定できます。
そして、モードの設定は、5 → 4 → 3 → 2 → 1の順で優先されます。
1. システム全体
2. ファシリティ単位
3. プロファイル単位
4. ユーザー単位
5. リソース単位

各範囲に対してモードを設定する場合は、以下の方法で行います。
〇 システム全体
・TSSPARMファイルに、MODEコントロール・オプションを設定
   MODE(WARN)
・TSS MODIFYコマンドで設定(一時的な変更)
   TSS MODIFY(MODE(WARN))

〇 ファシリティ単位
・TSSPARMファイルに、FACILITYコントロール・オプションを設定
   FACILITY(TSO=MODE=IMPL)
・TSS MODIFYコマンドで設定(一時的な変更)
   TSS MODIFY(FACILITY(TSO=MODE=IMPL))

〇 プロファイル単位
・TSS PERMITコマンドで設定  
   TSS PERMIT(PRODPROF) MODE(FAIL)

〇 ユーザー単位
・TSS PERMITコマンドで設定  
   TSS PERMIT(TSTUSR1) MODE(WARN)

〇 リソース単位(※ FAILモードのみ設定できる)
・TSS PERMITコマンドで使用権設定時にACTIONキーワードで設定
   TSS PERMIT(ALL) DSN(SYS1.) ACC(READ) ACTION(FAIL)

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002847

CA Top Secretのその他FAQについては、以下のリンクからご確認ください。

CA Top Secret FAQ一覧表