TSO、BATCH、STCなどのセキュリティの対象となるサブシステムは、FACILITYにより識別できます。
それに関連したファシリティ・マトリックス・テーブルとは何ですか?
OS: z/OS
ファシリティ・マトリックス・テーブルには、あらかじめ定義されたFACILITYと、カスタマイズして別のFACILITYを作成するためのテンプレートが含まれています。
それぞれの定義済みFACILITYとカスタマイズ済みFACILITYがこのテーブルのエントリとなっています。これには、FACILITYの機能を制御するFACILITY独自の情報が含まれます。
FACILITY独自の情報は、FACILITYコントロール・オプションにそのFACILITY属性を使用してTSSPARMパラメータ・ファイルに追加されます。
または、TSS MODIFYコマンドを使用して、ファシリティ・マトリックス・テーブルに定義したFACILITY属性を一時的に変更することもできます。
現在、CA Top Secretが稼働しているサイトにおいて、使用されている全てのFACILITYを表示するには、以下のTSS MODIFYコマンドで確認できます。
TSS MODIFY(FACILITY(ALL))
そして、1つのFACILITYの定義を表示するには、以下のTSS MODIFYコマンドで確認できます。以下の例では、TSO FACILITYの定義を表示します。
TSS MODIFY(FACILITY(TSO))
FACILITY独自の情報についての詳細は、FACILITY—Control System Facility Processingを参照してください。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC002843
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CA Top Secret FAQ一覧表