ACIDが最大許容サイズの80%以上に達すると、TSS1621Wメッセージを出力します。
そして、ACIDが最大サイズの100%に達すると、以下のTSS0473Eメッセージが出力されてリソースへのPERMITルールの登録ができません。
TSS0473E MAX SIZE of SECREC has been EXCEEDED
TSS MODI(STATUS)コマンドから「MAX_ACID_SIZE」に表示された最大許容ACIDサイズの値から、現在のセキュリティ・ファイルに設定された「MAXACIDSIZE」パラメータの値を確認することができます。
(表示例)
TSS9661I CA Top Secret FEATURES Status MAX_ACID_SIZE(nnnnK)対応方法については、以下の2通りがあります。
- 「MAXACIDSIZE」パラメータの値を調整する場合
TSSMAINTユーティリティでセキュリティ・ファイルを作成する際に、MAXACIDSIZE=nnnを指定して調整します。
(TSSMAINSで指定のパラメータ)
CREATE SECURITY
.....
MAXACIDSIZE=NNN ← デフォルトは256KBで、256~1024(KB)までの範囲で設定可能
.....
ID=PRIMARY
- 「MAXACIDSIZE」パラメータの値を調整できない場合
UNDERCUTキーワードを使用して所有権を別のACIDに移動します。詳細は以下のFAQ文書を参照してください。
TSS PERコマンド実行時のTSS0473Eエラーについて