免責事項: これは英文の記事 「Black Screen after rebooting Windows Virtual Machine with EFI」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
Symptoms:
Windows が EFI ファームウェアでブートせず、仮想マシンのコンソールが黒い画面の状態で固定され、vmware.log には CPU リセット後の EFI ROM バージョンが表示されますが、BIOS-UUID は表示されません。
例 :
YYYY-MM-DDT2##:##:##.###Z In(05) vcpu-0 - CPU reset: hard (mode Emulation)
YYYY-MM-DDT2##:##:##.###Z In(05) vcpu-0 - Guest: EFI ROM version: VMW71.00V.18227214.B64.2106252220 (64-bit RELEASE)
YYYY-MM-DDT2##:##:##.###Z In(05) vcpu-0 - BIOS-UUID is 42 25 b2 56 f1 fd 5a 2f-5b 76 88 67 eb 85 54 2b
<=== 事象発生時には該当部分が出力されません この問題は断続的に発生します。vCenter UI から仮想マシンのリセットを実行すると、Windowsは回復モードで終了せず、正常に起動します。
VMware vSphere ESXi 7.0.1
VMware vSphere ESXi 8.0.0
VMware vSphere ESXi 7.0.2
以下の条件を満たす場合、VMware Virtual Machine Monitor(VMM)のブート時にデッドロックが断続的に発生します:
この問題は VMware ESXi 8.0 で修正されました。
Workaround:
この問題を回避するには、下記にあるいずれかの方法で対処してください:
オプション1: 対象の仮想マシンの仮想ハードウェアバージョンを 14、またはそれ以上にアップグレードします。
オプション2: 下記詳細設定を .vmx ファイルに追加します。
---
chipset.smramLock = "TRUE"
cpu.canDisableSMM = "TRUE"
---
これらの設定操作は機能およびパフォーマンスへ影響しません。
NOTE: 設定を反映させるためには対象の仮想マシンのパワーオフ/パワーオンが必要です。