PowerCLI を使用してアラームのレポート作成頻度を変更する方法
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PowerCLI を使用してアラームのレポート作成頻度を変更する方法

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Article ID: 380874

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Updated On:

Products

VMware vCenter Server

Issue/Introduction

免責事項: これは英文の記事「How to modify alarm Reporting frequency using PowerCLI (342366)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

 

 

この記事では、PowerCLI によってアラームのレポート作成頻度をカスタマイズする方法について記載します。

 

Symptoms:

メール アラートや SNMP トラップなどのアラーム アクションが、最初のアラーム トリガー後 5 分以内に発生する状態の変化に対してトリガーされない

Environment

VMware vCenter Server 7.0.x
VMware vCenter Server 8.0.x

Cause

デフォルトでは、vCenter Server アラームのレポート作成の頻度は、重要でないアラーム遷移とそれに関連するアクションが繰り返し報告されるのを防ぐために、5 分に設定されています。

状況によっては、デフォルトまたはカスタムのアラームのレポート作成の頻度をより低く/高くすることがあります。

Resolution

この問題を解決するには、次の手順を実行します:

  1. powerCLI VI-Connect コマンドレットを使用して vCenter サーバに接続します。「Back to Basics: Connecting to vCenter or a vSphere Host」を参照してください。
  2. すべてのアラーム定義を一覧表示するには、次の手順を実行します:

    Get-AlarmDefinition|format-list

  3. ID または名前を使用して変更するアラームを選択します。ここではサンプルとして ID (Alarm-alarm-97) を使用します
  4. アラームの .NET ビュー オブジェクトを取得します。

    $AlarmtoUpdate=get-view -id (get-alarmDefinition -ID Alarm-alarm-97).id

  5. レポート作成頻度の現在値を確認するには、次の手順を実行します。

    echo $AlarmtoUpdate.info.Setting

  6. アラーム情報の項目を spec 変数にコピーします。

    $specNewAlarmInfo = $AlarmToUpdate.Info

  7. spec 変数のレポート作成頻度を変更します。

    $specNewAlarmInfo.Setting.ReportingFrequency = <value in seconds(NOT minute) 0-3600>

  8. spec 変数が更新されたら、アラーム定義に書き込むことができます。

    $AlarmtoUpdate.ReconfigureAlarm($specNewAlarmInfo)

  9. 変更を検証するには、次の手順を実行します。

    $AlarmtoUpdate=get-view -id (get-alarmDefinition -ID Alarm-alarm-97).id
    echo $AlarmtoUpdate.info.Setting