次の方法で再スキャンを実行できます。
注: 再スキャンを実行してもサービスは中断されません。
VMware vSphere Web Client を使用する
vSphere Web Client を使用して再スキャンするには:
- vSphere Web Client を開きます。
- ホストを右クリックして、[ストレージ] > [ストレージの再スキャン] を選択します。
- [新規ストレージ デバイスのスキャン] または [新規 VMFS ボリュームのスキャン] のどちらかを選択するようプロンプトが表示されます。
- 最初のオプションは、新しいストレージデバイスを再スキャンするためのもので、すべての利用可能なアダプタを再スキャンして、新しいデバイスを検出します。(または、クリーンアップの一つとして、使用されていないデバイスを破棄します。)
- 2つ目のオプションは、新しい VMFS ボリュームを再スキャンするためのもので、VMFS ボリューム(データストア)に対して検出されたすべてのデバイスを再スキャンします。
- 両方のオプションを同時に選択することも、これらのタスクを個別に実行することもできます。
- 右側の [処理中の作業] タブか ESX/ESXi ホスト コンソールの /var/log/vmkernel.log または /var/log/vobd.log ログファイルから、再スキャンタスクの進捗を監視できます。
注: VI Client での再スキャンでは、デフォルトで、新規 LUN(および不要になった LUN の削除)の再スキャンと、再スキャン開始時に選択されたチェック ボックスに応じて、新規 VMFS データストアの検出が組み合わされます。 再スキャンとデータストアの検出は、非同期プロセスです。 結果的に、新規データストアの検出プロセスは、新規 LUN の検出プロセスが完了する前に終了する可能性があります。 新たに追加された LUN に VMFS データストアがある場合は、再スキャンを 2 度実行しなければならない場合もあります。あるいは、HBA の再スキャンと VMFS の再スキャンを別々のタスクとして実行することもできます。 この 2 つのいずれかあるいは両方を実行するかどうかは、再スキャンを最初に始めるときに、モーダル ダイアログ ボックスを通じて選択できます。
ESXi ホスト コマンド ラインを使用する
ESXi ホスト コマンド ラインから再スキャンを実行するには:
- ESXi ホスト コンソールにログインします。
- 再スキャンするには、次のいずれかのコマンドを実行します:
- 特定の HBA を再スキャンするには:
esxcli storage core adapter rescan -A <vmkernel SCSI adapter name>
または
esxcli storage core adapter rescan --adapter <vmkernel SCSI adapter name>
<vmkernel SCSI adapter name> は、再スキャンする vmhba# です。
例:
# esxcli storage core adapter rescan -A vmhba3 | --adapter=vmhba3 -
- すべての HBA を再スキャンするには:
esxcli storage core adapter rescan -a
または
esxcli storage core adapter rescan --all
注:
すべてのアダプタリストを取得するには、次のいずれかのコマンドを実行します。 :
esxcfg-scsidevs -a
または
esxcli storage core adapter list
- 新しい VMFS データストアを検索するには、次のコマンドを実行します。
vmkfstools -V
注: このコマンドでは出力は生成されません。
新しいデータストアは検出されると、/vmfs/volumes/ にマウントされます。