vCenter Server 5.x, 6.x, 7.x および8.xの古いタスク、イベント、統計データの削除
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vCenter Server 5.x, 6.x, 7.x および8.xの古いタスク、イベント、統計データの削除

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Article ID: 322030

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VMware vCenter Server

Issue/Introduction

免責事項:これは英文の記事「Delete old tasks, events and statistics data in vCenter Server 5.x, 6.x, 7.x and 8.x   ( 2110031 )」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

vCenter Server データベース内のタスク、イベント、統計情報の管理は、VMware 管理者の共通の責任範囲事項です。この KB では、そのような操作を支援して vCenter Server のデータベースを健全に保つためのスクリプトを提供します。

これを行わない場合は、vCenter Server や、vCenter に依存するその他コンポーネントの、他のパフォーマンスや不安定性の問題を起こす可能性があります。

Environment

VMware vCenter Server 8.0.x
VMware vCenter Server 7.0.x

Resolution

使用するデータベースに応じたスクリプトを使用して、タスク、イベント、統計レコードの履歴データを減らします。
重要 : この記事の右パネルにある [Attachments] から、サポートされるデータベース用のスクリプトをダウンロードできます。 vCenter Server Applianceの場合は、WinSCPまたは同様のツールを使用してファイルを転送できます。 (WinSCPファイル転送を有効にするには:WinSCPを使用してvCenter Server Applianceにファイルをアップロードする際のエラーを参照してください)

これらのスクリプトは vCenter 5.x、6.x、7.xおよび8.xのデータベースで機能します。

履歴データを減らすプロセス:
データを減らすには、次の手順を実行します。

  1. vCenter Server サービスを停止します。
  2. vCenter Server データベースをバックアップします。
  3. データベースに対しスクリプトを実行します。
vCenter Server サービスを停止する
  1. vCenter Server を Windows マシンにインストールした場合 :
    詳細については、下記を参照してください。
    1. vCenter Serverサービスの停止、起動または再起動する方法
    2. vCenter Server 6.x のサービスを停止、開始、再起動する方法
  2. vCenter Server Appliance を展開した場合 :
    詳細については、下記を参照してください。
    1. vCenter Server Appliance サービスの停止、起動または再起動方法
    2. VMware vCenter Server Appliance 6.x のサービスの停止、開始、再起動
vCenter Server データベースをバックアップします。
  1. MS SQL および Oracle データベースの場合、データベース ベンダーのドキュメントを参照してください。
  2. 組み込みの PostgreSQL データベースのバックアップについては、vCenter Server Appliance/vCenter Server 6.0 vPostgres データベースのバックアップとリストア を参照してください。

スクリプトのパラメータについて
スクリプトには、3 つのおもなパラメータが含まれます。
  • TaskMaxAgeInDays
    • 指定された日数よりも古いタスクは削除されます。
  • EventMaxAgeInDays
    • 指定された日数よりも古いイベントは削除されます。
  • StatMaxAgeInDays
    • 指定された日数よりも古い統計は削除されます。
すべてのパラメータで使用可能な値は、次のとおりです。

• -1 =データを削除しません。 例 TaskMaxAgeInDays = -1は、タスクレコードが削除されないことを意味します。
• 0 =すべてのデータを削除します。 例 TaskMaxAgeInDays = 0、すべてのタスクレコードを削除します。
• > 1 =入力した番号より古いデータを削除します。 例 TaskMaxAgeInDays = 10は、過去10日以内に収集されたタスクレコードを残し、それ以前に収集されたすべてのレコードを削除します。

データベースに対するスクリプトの実行
  • vPostgres for Windows
  • vPostgres for vCenter Appliance
  • For Microsoft SQL Server
  • For Oracle
vPostgres for Windows

     a. vCenter Server が実行されているマシンにログインします。
     b. このナレッジ ベースの記事に添付されている 2110031_Postgres_task_event_stat スクリプトをダウンロードします。
     :vCenter 6.5以降の場合は、2110031_Postgres_task_event_stat_new.sqlをダウンロードしてください。
     c. psql を使用してスクリプトを実行し、入力を求められた場合は vCenter Server ユーザー パスワードを入力します。
C:\Program Files\VMware\vCenter Server\vPostgres\bin\psql -U <vCenter Server database user> -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -d database-name <DATABASE> -t -q -f download-path\2110031_PostgreSQL_task_event_stat.sql   

6.5以降の場合:

C:\Program Files\VMware\vCenter Server\vPostgres\bin\psql -U <vCenter Server database user> -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -d database-name <DATABASE></DATABASE>-t -q -f download-path\2110031_PostgreSQL_task_event_stat_new.sql

Note: データベース パスワードを見つけるには、%VMWARE_CFG_DIR%\vmware-vpx\ フォルダ配下の vcdb.properties ファイルをテキスト エディタで開きます。vcdb.properties ファイルの中で、vCenter Server データベース ユーザーのパスワードを見つけて書き留めます。

vPostgres for vCenter Appliance
  1. 次のコマンドを実行します。
/opt/vmware/vpostgres/current/bin/psql -U postgres -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -d VCDB -t -q -f <download-path>/2110031_Postgres_task_event_stat.sql

vCenter Server Appliance 6.5および6.7:
/opt/vmware/vpostgres/current/bin/psql -U postgres -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -d VCDB -t -q -f <download-path>/2110031_Postgres_task_event_stat_new.sql 

vCenter Server 7.0以降:
/opt/vmware/vpostgres/current/bin/psql -U postgres -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -d VCDB -t -q -f <download-path>/2110031_Postgres_task_event_stat_reset_event_sequence.sql

注意: スクリプト1の実行後、イベントIDシーケンスはリセットされます。新しいイベントのIDは1から始まります。


Microsoft SQL Server
  1. Microsoft SQL Server マシンに管理者としてログインします。
  2. このナレッジ ベースの記事に添付されている 2110031_MS_SQL_task_event_stat スクリプトをダウンロードし保存します。
  3. コマンド プロンプトを開き、次のコマンドを実行します。
sqlcmd -S <IP address or FQDN of the database machine>\<instance_name> -U <vCenter Server database user> -P <password> -d <database name> -v TaskMaxAgeInDays=<days to keep> -v EventMaxAgeInDays=<days to keep> -v StatMaxAgeInDays=<days to keep> -i <download-path>\2110031_MS_SQL_task_event_stat.sql


Oracle
      a. Oracle マシンにログインします。
      b. このナレッジ ベース記事に添付されている 2110031_Oracle_task_event_task.sql スクリプトをダウンロードし、保存します。
      c. vCenter Server データベース ユーザー名とパスワードで sqlplus にログインします。
           sqlplus <vCenter Server database user>/<password>
      d. スクリプトを実行します。
@ <PATH></PATH>/2110031_Oracle_task_event_stat <days to keep tasks> <days to keep events> <days to keep stats>

  注:タスク、イベント、および統計日の順序は、スクリプトを正しく実行するために重要です。

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