Note: セキュリティ上の問題により、CIM および SLP のサポートは vSphere ESXi 8.0 では廃止されています。詳細については、「ESXi 8.0 Update 3 での Common Information Model (CIM) および Service Location Protocol (SLP) の削除 VOB」および「ESXiArgs: 質問と回答」を参照してください。
サービスを無効または有効にするために ESXi ホストを再起動する必要はありません。
vSphere Client を使用して ESXi 6.x および ESXi 7.x ホストで CIM エージェントを有効または無効にするには、次の手順を実行します。
- vSphere Client にログインします。
- ESXi ホストを選択します。
- 「構成」をクリックして、「サービス」をクリックします。
- 以下のスクリーンショットのように「CIM Server」をクリックします。

- 「停止」をクリックします。
- ポップアップ ウィンドウで「OK」をクリックします。

- 「起動ポリシーを編集」をクリックします。
- 「起動ポリシー」を 「手動で起動および停止」に変更します。

- CIM Server サービスの最終的な状態は、「停止」および「手動で起動および停止」である必要があります。

- サービスを再度有効にするには、上記の手順を逆に実行します。つまり、「起動」をクリックし「実行中」に変更して、起動ポリシーを「ホストと連動して起動および停止」に変更します。
コマンドラインを使用して ESXi 6.x および ESXi 7.0.x ホスト以前のバージョンで CIM エージェントを無効にするには、次の手順を実行します。
- root ユーザーで ESXi ホストに SSH 接続します。
- 次のコマンドを実行します。
chkconfig sfcbd-watchdog off
/etc/init.d/sfcbd-watchdog stop
- 次のコマンドを実行して設定を確認します。
chkconfig sfcbd-watchdog
/etc/init.d/sfcbd-watchdog status
最終出力は次のようになります。

Note: chkconfig を変更すると、sfcbd サービスが無効になり、再起動後も持続します。
コマンドラインを使用して ESXi 6.x および ESXi 7.0.x ホスト以前のバージョンで CIM エージェントを有効にするには、次の手順を実行します。
まずはじめに "wbem" サービスを esxcli で有効にします。
[root@localhost:~] esxcli system wbem set -e true
次に
- CIM を有効するには、次のコマンドを実行します。
chkconfig sfcbd-watchdog on
/etc/init.d/sfcbd-watchdog start
- ESXi 上のエージェントのステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。
/etc/init.d/sfcbd-watchdog status
Note: サードパーティの CIM VIB をインストールすると、CIM サービスが自動的に開始されます。