Encryption Desktop MSI インストーラー ファイルを使用して、特定の Encryption Desktop 機能コンポーネントを有効/無効にすることができます。 これは、msiexec コマンド ライン ユーティリティでスイッチを指定することによって実行できます。 コンポーネントを無効にすると、Encryption Desktop ユーザー インターフェイスに表示されなくなり、オペレーティング システムまたはサード パーティ製品との互換性の問題が解決される場合があります。
Encryption Desktop のスタンドアローン バージョンのインストールファイルは *.exe の拡張子のファイルですが、そこから *.msi ファイルを抽出できます。
Symantec Encryption Desktop 10.4.2 以降
手順としては以下になります。
● Symantec Encryption Desktop が既にインストールされているのであれば、アンインストールしておきます。(PGP鍵などのバックアップが必要な場合、バックアップをしておいてください。)
● msi ファイルを取り出す。日本語に対応させたい場合は、日本語用mstファイルも取り出す必要があるので注意してください。
1) 一度SymantecEncryptionDesktopのインストールファイル(.exeのファイル)、 例) SymantecEncryptionDesktopWin64-10.5.0MP1.exe のファイルをダブルクリックしてインストールを起動します。
2) インストール作業自体は進めず、インストールを起動した状態のまま、Windows File Explorerを開き、 %LOCALAPPDATA%\Temp のフォルダに移動し、 Tempディレクトリ内にある、 PGP で始まるフォルダ(例えばPGP30b8dのような、後ろの数字などはインストールごとに違います)を探し、そのディレクトリを開きます。
3) そのディレクトリ内にある、msi ファイル(PGPDesktop.msi)、と、mstファイル(PGPDesktop_ja-JP.mst)をコピーして取得し、適当なフォルダに保存しておきます。(例えば C:\testとかCドライブのtestといったフォルダに保存)
4) 1番目の工程で exe のファイルをダブルクリックしてインストールを開始していたウィンドウは、次へ をクリックし進めてからキャンセルをクリックし、インストール自体はここではせずにキャンセルして抜けてください。
これでmsiファイルの抽出ができます。
msiファイルとmstファイルを取得後、msiexec コマンドを用いてコンポーネントを除いたインストールを行う方法については以下のナレッジをご参照ください。