Symantec DLP エンドポイントエージェントのアンインストールと削除
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Symantec DLP エンドポイントエージェントのアンインストールと削除

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Issue/Introduction

このドキュメントはSymantec Data Loss Prevention (DLP) エンドポイントエージェントを削除する方法を紹介しています。

Cause

セキュリティの観点から、DLPエージェントは意図的に削除が困難な設計になっています。

Resolution

 

 
注意: アンインストールを実行するには、管理者権限が必要です。

 

WindowsエンドポイントからDLPエージェントをアンインストール

手順1: uninstall_agent バッチファイルの使用

エージェントインストールファイルとともに、uninstall_agent.bat / uninstall_agent64.batが提供されています。
このバッチファイルは以下の手順で実行してください。

  1. エージェントをインストールした際に使用したエージェントインストールファイルから、バッチファイルを取得します。
    エージェントインストールファイルの詳細については、About the Symantec DLP Agent Install Filesをご覧ください。
  2. アンインストールパスワードを設定してエージェントをインストールした場合、その情報をバッチファイルに追加します。
  3. バッチファイルをクライアントコンピュータにコピーします。
  4. バッチファイルを管理者として実行 (管理者権限で実行) します。

手順2: Msiexecコマンドラインによるアンインストール

この手順には、アンインストールパスワードが設定されていないか、無効になっている場合を除き、アンインストールパスワードが必要です。(詳細は下記をご参照ください。)
Msiexecによるアンインストールを実行するには、2つのオプションがあります。 
1つ目はGUIDの使用によるアンインストールで、2つ目はオリジナルの*.msiファイルを使用する方法です。

GUIDの使用によるアンインストール

  1. 管理者としてログインします。
  2. コマンドプロンプトを起動します。 
    Windows Vista、またはそれ以降のバージョンをお使いの場合、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
    コマンドパラメータの{PRODUCT_ID.EN_US}には、下記の表より適切な値を指定してください。(コマンドには中括弧 { }も含まれます。)

    msiexec /x {PRODUCT_ID.EN_US}

例: 15.8 MP2サイレントアンインストールの場合

msiexec /x {3A3DF992-BD0A-447D-8A9C-515BE9C2F050} /q UNINSTALLPASSWORD=""

以下のコマンドラインの実行により、インストールされているエージェントのGUIDをPowerShellで確認することができます。

get-wmiobject -Query "select * from win32_Product where name like 'AgentInstall%'" | Format-Table IdentifyingNumber

注意: 原因は判明しておりませんが、MSIの場合、元の製品コードを逆にした値がレジストリに格納されることがあります。そのため、元の製品コードの検索に失敗することがあります。

例: 15.5の場合
80F62F21-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX 

Version Product ID
16.0 RU1

{2D6473D3-BDB1-4339-8324-F899F78DAD25}

16.0 MP2

{710A2256-BF0C-4438-B5CA-66F8ADA4C7DF}

16.0 MP1

{FBC0F48A-A6B6-4A8C-BB7F-7C6CC896E6FD}

16.0

{83C2C6CC-D262-45A4-B7A5-B6E33F0EC237}

15.8 MP3

{E1FC1869-42BF-4F0B-A835-0D131E31D62B}

15.8 MP2

{3A3DF992-BD0A-447D-8A9C-515BE9C2F050}

15.8 MP1

{EA5616A9-C77C-4454-882E-2C04BA971E2E}

15.8 

{05549D95-A5AF-4679-8125-6152D960684B}

15.7 MP3

{B1E9FBC1-2E13-4FBB-89F2-BFB95F0E0FE0}

15.7 MP2

{D668E870-0F50-477C-81ED-991D9768055B}

15.7 MP1

{C4796A05-5C7C-470A-B4A9-D92F7994288E}

15.7

{A0E68A60-E65E-4E14-A75B-998FF6B1ACCD}

15.5 MP2

{B943D541-EE21-4D78-987E-AC13C9FE5614}

15.5 MP1 {11012518-A235-4178-8041-ACA48E052C60}
15.5 {12F26F08-FE80-44EF-91BB-06CD0F5E1B16}
15.1 MP2 {3CD80E90-4C66-4DC9-BF1F-AE37C62FA064}
15.1 MP1 {099385D0-F0AD-45C9-A0A1-F18CD845F21C}
15.1 {554BE59C-56FA-485D-B8C9-7EAC54CB43DD}
15.0 MP1 {EA83ED79-E1E7-4C7E-8B92-8DD2B2634FC9}
15 {679AB287-7757-4321-A90A-55B6AE200476}

どのバージョンのエンドポイントエージェントがインストールされているか確認するには、edpa.exeのファイルバージョンプロパティを確認するか、以下のレジストリキーを確認してください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall

上記レジストリキー内で「値の名前: DisplayName」、「値のデータ: AgentInstall」文字列値を検索します。
Product IDを含むアンインストールコマンドは、このキー配下のUninstallStringにあります。

MSIファイルによるアンインストール

*.msiファイルによるアンインストールは、インストールファイルのローカルコピーがシステムより削除され、GUIDによるアンインストール手順でエラーメッセージ「このインストールパッケージを開けませんでした (This installation package could not be opened)」が発生している場合に有用です。

*.msiを使用してアンインストールを行うには、システムにエージェントをインストールする際に使用したAgentInstallX_X_X.msi (例: AgentInstall64_15_0.msi) をコピーし、以下のコマンドを実行します。
注意: 必ずインストールされているエージェントのバージョンと同じバージョンの*.msiを使用してください。

msiexec /x AgentInstall64_15_0.msi -l*v uninstall.log

アンインストールパスワードを設定している場合、上記の手順ではアンインストールパスワードを入力するよう促されます。
アンインストールパスワードが不明の場合、アンインストールパスワードを無効に設定するか、新しいアンインストールパスワードを設定することができます。
ただし、これらの設定は、DLP 15以降のバージョンでのみ使用することができます。

新しいアンインストールパスワードを設定するには、コンソールで ’システム’ > ‘エージェント’ > ‘エージェントパスワード’ を開きます。

表示された画面で「設定」をクリックし、「新しいアンインストールパスワードを適用する」のチェックボックスにチェックを入れます。
新しいアンインストールパスワードを入力し、次のフィールドにも同じパスワードを再度入力後、「保存」をクリックします。
設定した新しいアンインストールパスワードは、状態に問題がないすべてのエージェントに反映されます。
エージェントが切断されていたり、接続できない場合、以前のアンインストールパスワードが使用されます。

パスワードを無効化するには、’システム’ > ‘エージェント’ > ‘概要’ 画面を開き、パスワードを無効化したいエージェントを選択後、「トラブルシューティング」ボタンをクリックし、「アンインストールパスワードの無効化」を選択します。

手順3: サポートへの問い合わせ

ご不明な点などございましたら、‘Contact Support’ よりお問い合わせください。

Macエージェントをアンインストール

アンインストールエージェントの使用

Mac DLPエージェントは、デフォルトのエージェントインストールの場所 (/Library/Manufacturer/Endpoint Agent) 
からアンインストーラーツールを実行して、アンインストールすることができます。

以下のコマンドを実行し、uninstall_agentからアーカイブ属性を削除します。
sudo xattr -r -d com.apple.quarantine uninstall_agent

uninstall_agentツールを使用するには、以下の手順で操作を行ってください。

  1. uninstall_agentツールをエージェントインストールファイルから、ローカルマシンにコピーします。 
    注意: ツールはテンポラリフォルダにコピーすることをお勧めします。
    また、DLPエージェントフォルダにコピーすると、ツールの実行が困難になる場合があります。

  2. 端末アプリを開きます。

  3. 以下のコマンドを実行します。

    $chmod +x uninstall_agent
    $sudo ./uninstall_agent

また、以下のコマンドを実行することで、端末アプリでアンインストールログを確認することができます。

$sudo ./uninstall_agent -prompt=no -log=console

デフォルトで、ログはuninstall_agent.logに保存されます。

代替回避策: Mac DLP エージェントの無効化

アンインストールを実行する替わりに、エージェントを無効化することができます。
これによりサービスが停止され、エージェントマシンはエージェントがインストールされていないマシンとして使用でき、ポリシーも適用されなくなります。

エージェントを無効化するには

  1. ‘システム’ > ‘エージェント’ > ‘概要’ を開きます。
  2. 無効化したいエージェントを選択します。
  3. 「シャットダウン」をクリックします。

この設定によって、マシンが再起動、または、サービスの停止およびサービスの手動設定により永続的にエージェントが停止されるまで、一時的にエージェントを停止することができます。

Additional Information

ドキュメント「DLP Agent installation general overview」も併せてご覧ください。

※ このドキュメントは Uninstall and remove the Symantec DLP Endpoint Agent を元に作成しています。

以前のバージョンのGUID アンインストール

以下の表の適切な値を、アンインストールコマンドのパラメータ{PRODUCT_ID.EN_US} に指定します。(パラメータには中括弧 { } を含みます)

Version Product ID
14.6 MP3 {40523681-A23A-4B45-B7EB-2BCBCEB0FD9F}
14.6 MP2 {BF9489ED-B077-4EA3-9A72-3AE1DC96E6CD}             
14.6 MP1 {D675A448-C21A-47C9-9F9D-1FF04A02570A}             
14.6 {09338028-1DB6-4C5E-A5FC-D4F0142BF212}
14.5 MP1 {FA2F2911-4C34-46B3-A020-98DE32CA705E}
14.5 {3B85F620-7485-4F58-8984-1E2C386C4BAC}
14.0.2 {C4D24B06-0D75-4853-B716-A8AD33C7B919}
14.0.1 {8CFAB030-FA5E-43B5-AC38-4992D050866E}
14.0.0 {D38C2A80-D5BB-5654-DA40-748217D55C12}
12.5.3 {96CF9953-B3BF-44AF-A173-4615878CD7BE}
12.5.2 {D37485C2-CC03-4EEB-9BFA-E1409AE00A6C}
12.5.1 {9967A8CA-E48C-4AE9-99C8-6A48AF57669A}
12.5 {B29DE059-FEC4-4304-96BB-50308729BEDE}
12.0.1 {1C4B1778-B5E7-4A2F-98D2-F8FBDE968B6C}
12 {D39272A1-C04C-4295-8558-79E1991BA4FC}
11.6.3 {70365353-32F7-4367-8E71-ABDC966D0488}
11.6.2 {E818C222-AC57-46B4-9689-83DFB591D8F4}
11.6.1 {9E983F62-FFE9-4A92-AA24-2CA97B353A73}
11.6 {8790B246-A2CF-43b1-BDB0-2B4383BB9785}
11.5.x (11.5.0, 11.5.1) {2AF3B399-42A5-42bd-A5E0-72B657110363}
11.1.x (11.1.0, 11.1.1, 11.1.2) {2AF3B399-42A5-42bd-A5E0-72B657110363}
11 {BC705572-C8CD-49e4-9693-BDC8E4D35570}
10.5.x (10.5.0, 10.5.1, 10.5.2, 10.5.3) {ADBACBC0-05F4-4610-BBB7-007A543D5B47}
10 {BB81F635-3CDB-405A-9AF3-0428D42EA605}
9.0.3 {D26F44C8-44BB-47FA-81E8-8F5EDA53E3AA}
9.0.2 {1BE4CCA3-9B6C-4943-B03E-19CBFA51A88F}
9.0 (9.0.1) {0C9B68A6-63B4-473F-B281-24774FBBFF73}
8.1 {69E7464F-6E7E-4607-9C9E-085DA243D807}