この技術文書では"update localinstall" コマンドでSymantec Messaging Gateway (SMG) をアップグレードする手順をご紹介しています。
Symantec Messaging Gateway (SMG)
SMG は'update localinstall' コマンドオプションを利用することで、事前に入手したインストールイメージを利用しアップグレードを行うことが可能です。
本コマンドにてアップグレードを行う際には事前に以下を用意する必要があります。
・SMG インストールイメージ(*.ISO)
・SMG からhttp もしくはscp にて接続可能であるノード
1. MyBroadcom ポータルよりSMG ISO イメージをダウンロードします
2. ダウンロードしたISO イメージをSMG からhttp もしくはscp にて接続可能であるノードにアップロードします
3. SMG コマンドラインインターフェース(CLI) にadmin アカウントにてログインします
4.'update localinstall <ISO ファイルのURL>' を実行します
例:
update localinstall http://[host_name or IP address]/smg-appliance-osrestore-10.7.5-4.iso
上記コマンドを実行した際、SMG は指定されたノードよりISO イメージを取得しアップグレードを開始します。
アップグレード処理完了後はISO とアップグレードの際に作成された一時ファイルは削除されます。
・"localinstall" オプションを利用したアップデートを実行する際にはインターネットへの接続が必要です。
・ update コマンドの詳細は以下ヘルプならびにドキュメントにて公開しています。
コマンド - Symantec Messaging Gateway 10.7.5
# 項目名: update を参照してください
Symantec™ Messaging Gateway 10.7.5 コマンドラインリファレンス
・ 製品インストールイメージのダウンロード手順を以下技術文書にてご紹介しています。
Article ID: 226522 Broadcom 製品とソリューションのダウンロード
・ ソフトウェア・アップデートに関するベストプラクティスを以下技術文書にて公開しています。
Article ID: 177241 Software updates best practices for Messaging Gateway
・ patch コマンドを利用してSMG パッチをインストールする場合の手順は以下技術文書にて公開しています。
Article ID: 237451 patch コマンドでSMG パッチをインストールする