この技術文書では、patch コマンドを利用してSymantec Messaging Gateway (SMG) 修正プログラムをインストールする手順をご紹介しています。
Symantec Messaging Gateway (SMG)
SMG パッチのインストール手順は以下のとおりです。
なお、以下手順のイメージは、SMG10.7.5 をベースにしています。
1. SMG コマンドラインコンソール(CLI) を開き、以下コマンドを実行します
cli> patch list
[補足]
- SMG patch installation history: 現在ご利用中のSMG に適用されているパッチ情報が表示されます
- Available Packages: 現在ご利用中のSMG 向けに公開されているパッチ情報が表示されます
2. インストールするパッチの情報を確認します
# 以下はパッチバージョン: 10.7.5-291 の詳細を確認する場合です
cli>patch -p 10.7.5-291 notes
3. パッチをインストールします
# 以下はパッチバージョン: 10.7.5-291 をインストールする場合です
cli>patch -p 10.7.5-291 install
4. インストール完了後、CLI には以下メッセージが表示されます
[補足]
・ patch コマンドによるインストール処理では以下サービスが再起動されます
connector
mta
controlcenter
・patch list コマンドを実行することでパッチバージョンとインストール日時を確認することができます
SMG コマンドラインコンソール (CLI) にて利用可能なコマンド一覧を以下ヘルプならびにPDF ドキュメントにてご紹介しています。
SYMANTEC MESSAGING GATEWAY 10.7.5 - JAPANESE - JAPAN
コマンド
Symantec™ Messaging Gateway 10.7.5 コマンドラインリファレンス
コマンドラインによる Symantec Messaging Gateway の管理
SMG 10.7.x 各バージョンのリリースノートにつきましては以下リンクにて公開しています。
Article ID: 151063 Messaging Gateway 10.7 release notes and late breaking news
サポート期間中のバージョンにつきましては以下リンクより確認することが可能です。
Product Lifecycle - Cyber Security Software
SMG に関する情報は以下リンクにて確認することが可能です。
Messaging Gateway