エラー "SONAR がエラーを生成しました" でコンポーネントが誤動作する
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エラー "SONAR がエラーを生成しました" でコンポーネントが誤動作する

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Article ID: 234551

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Endpoint Protection

Issue/Introduction

Symantec Endpoint Protection (SEP) クライアントで以下の問題のうちの 1 つまたは複数が発生している。

  • SEP クライアントの SONAR と IRON ドライバが起動しない。
  • SEP クライアントのシステムトレイアイコンに黄色の ! マークが表示される。
  • Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) のコンピュータの状態ログにおいて、一部のクライアントで SONAR、改変対策、および/またはダウンロードインサイトが「コンポーネントが誤動作しています」と表示される。

Windows のアプリケーションログに以下のエラーが記録される。

  • イベント ID 73: SONAR がエラーを生成しました: コード 1: 説明: ヒューリスティックスキャンエラーまたはロードエラー
  • イベント ID 74: SONAR がエラーを生成しました: コード 0: 説明: 定義エラー

Cause

この問題は、SEP クライアントの BASH エンジンの情報と設定を保存するために使用されるデータベースファイルが使用不能になり、SEP クライアントの自動修復プロセスで修復できない場合に発生する可能性があります。これらのファイル破損は、システムリソースが利用できないか不安定であることが要因となる場合があります。

Resolution

この問題が発生しているかどうかを判断するには、C:\ProgramData\Symantec\Symantec Endpoint Protection\CurrentVersion\Data\BASH にある BASHOpts.dat と BASHOpts.000 のファイル サイズを確認してください。デフォルトでは、これらのファイルのサイズは SEP 14 で 7.83 KB、14.3 RU4 で 8.69 KB です。これらのファイルに不一致がある場合、通常、ファイルのサイズが小さいか、デフォルトサイズに近い場合でもファイルの先頭が空白で始まっている可能性があります。

破損したファイルを正常なファイルに置き換えるには

  1. SEP クライアントで改変対策を無効にします。
    注: 設定がロックされている場合は SEPM から改変対策を無効化する必要があります。
  2. C:\ProgramData\Symantec\Symantec Endpoint Protection\CurrentVersion\Data\BASH フォルダを参照し、BASHOpts.dat と BASHOpts.000 を削除します。
  3. C:\ProgramData\Symantec\Symantec Endpoint Protection\CurrentVersion\Data\Cached Installs\CommonAppData\Symc\Name\Version\Data\BASH フォルダを参照し、BASHOpts.dat と BASHOpts.000 をコピーします。
  4. C:\ProgramData\Symantec\Symantec Endpoint Protection\CurrentVersion\Data\BASH フォルダに BASHOpts.dat と BASHOpts.000 を貼り付けます。
  5. クライアントマシンを再起動し、プロアクティブ脅威防止の定義ファイルが更新されるまで待ちます。

この問題の影響を受けるコンピュータが複数ある場合はテクニカルサポートにお問い合わせください。

Additional Information

[英語文書] Error: "SONAR has generated an error..." and component is malfunctioning