ブートディスクにストレージドライバーを追加する手順について
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ブートディスクにストレージドライバーを追加する手順について

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Article ID: 226332

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Products

Ghost Solution Suite

Issue/Introduction

Ghost Solution Suite のブートディスクにストレージドライバーを追加する手順について説明します。

Environment

Ghost Solution Suite 3.0 以降

Resolution

準備1:必要なストレージドライバーの特定

  1. クローニングしたい PC の Windows OS を起動します。
  2. デバイスマネージャー > 記憶域コントローラー > と進みクローニング対象のディスクをダブルクリックで開きます。
  3. [ドライバー] タブ > [ドライバーの詳細] をクリックで開きます。
  4. 拡張子 .sys で終わるファイル名をメモします。 (複数存在する場合があります)
  5. [詳細] タブを開きプロパティで ハードウエアID を開きます。
  6. 値の PCI\VEN_8086&DEV_xxxx&SUBSYS(略) の xxxxの 4 桁部分をメモします。※左の値は例です

準備2:ストレージドライバーのダウンロード、分解、inf の確認

  1. PCメーカー、またはチップメーカーより該当のドライバーをダウンロードします。
    • 他社のドライバーのため、弊社からはご案内しておりません。
  2. 圧縮ファイルを解凍します。
    • exe ファイルで提供されている場合は、7-ZIP などのフリーウエアを使用しファイルを実行せずに解凍します
  3. 先ほどメモした .sys ファイルと同名の inf ファイルを探します。
  4. infファイルを開き、先ほどメモした 4 桁を検索し、該当の inf を特定してください。
  5. 発見できた inf の関連ファイル全てを、Boot Disk Creator をインストールした PC へコピーしてください。
    • 例) driver1.inf が該当した場合、driver1.cat、driver1.sys など同名の拡張子違いが全て必要になります。

Boot Disk Creatorへの組み込み

  1. Boot Disk Creatorを起動します。
  2. ツリーの構成の下にある、作成済みの構成を右クリック > [構成の編集] を選択します。
  3. 最初の画面はそのまま [次へ] をクリックします。
  4. ハードウェアデバイスドライバ画面で、[ディスク使用] をクリックし、参照から先ほどの inf ファイルを指定してください。
  5. アーキテクチャタイプが表示された場合は x64 または x86 の目的の OS に合わせて選択して [OK] をクリックします。
  6. 次の画面を [OK] で進みます。
  7. ドライバーの読み込みが終わると画面を更新するかの問いが表示されるので、 [はい] をクリックします。
  8. 以降の画面は [次へ] をクリックし続け、完了させます。
  9. 最初のツリー画面に戻るので、再度 構成 を右クリック > [ブートディスクを作成] を選択します。
  10. 一番下のブートメディアプロセッサを該当の OS の物に合わせ、右側のブートタスクタイプで作成したいタイプを選択します。
  11. ブートメディアタイプを希望の物に合わせて [次へ] で作成します。
  12. 完成したらブートを試してみてください。

Additional Information

ストレージが認識されていない状況とは

ブートディスクを起動しイメージ取得の際に、[Local] > [Disk] > [To Image] と進め

[Select local source drive by clicking on the drive number]

の画面で、1 番にストレージ(HDDやSSD)が表示されず 80 しかない場合が該当いたします。

  • 80 を選択して進めるとクローニングに失敗します

SSD の中でも NVMe など比較的新しいハードウエアでドライバーの追加が必要になる場合があります。

また、ネットワークカードが認識しない場合は次の技術文書を参考ください。

ブートディスクにネットワークドライバーを追加する手順について (broadcom.com)