ブートディスクにネットワークドライバーを追加する手順について
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ブートディスクにネットワークドライバーを追加する手順について

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Article ID: 225276

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Products

Ghost Solution Suite

Issue/Introduction

Ghost Solution Suite のブートディスクに ネットワークインターフェースカードドライバー (NICドライバー) を追加する手順について説明します。

Environment

Ghost Solution Suite 3.0 以降

Resolution

準備1:必要なNICドライバーの特定

  1. クローニングしたいPCのWindows OSを起動
  2. デバイスマネージャー > ネットワークアダプターと進み使用するネットワークアダプターをダブルクリックで開く
  3. 詳細タブを開きプロパティでハードウエアIDを開く
  4. 値 の PCI\VEN_8086&DEV_xxxx&SUBSYS(略) の xxxxの4桁部分をメモする。※左の値は例です

準備2:NICドライバーのダウンロード、分解、infの確認

  1. ドライバーメーカーより該当のNICドライバーをダウンロードする
    • 他社のドライバーのため、弊社からはご案内しておりません
  2. 圧縮ファイルを解凍する
    • exeファイルで提供されている場合は、7-ZIPなどのフリーウエアを使用しファイルを実行せずに解凍します
  3. フォルダー内の inf ファイルを探す
  4. inf ファイルを開き、先ほどメモした4桁を検索し、該当の inf を探す
  5. 発見できた inf の関連ファイル全てを、Boot Disk Creator をインストールしたPCへコピーする
    • 例) driver1.inf が該当した場合、driver1.cat、driver1.sys など同名の拡張子違いが全て必要になります

Boot Disk Creator への組み込み

  1. Boot Disk Creator を起動する
  2. ツリーの構成の下にある、作成済みの構成を右クリック > 構成の編集 を選択
  3. 最初の画面はそのまま 次へ をクリック
  4. ハードウェアデバイスドライバ画面で、"ディスク使用" をクリックし、参照から先ほどの inf ファイルを指定
  5. アーキテクチャタイプが表示された場合は x64または x86の目的のOSに合わせて選択してOKをクリック
  6. 次の画面をOKで進む
  7. ドライバーの読み込みが終わると画面を更新するかの問いが表示されるので、はい をクリック
  8. 以降の画面は 次へ をクリックし続け、完了させる
  9. 最初のツリー画面に戻るので、再度 構成 を右クリック > ブートディスクを作成 を選択
  10. 一番下のブートメディアプロセッサを該当のOSの物に合わせ、右側のブートタスクタイプでネットワークブートを選択
  11. ブートメディアタイプを希望の物に合わせて次へで作成
  12. 完成したらブートを試してみる

Additional Information

NICが認識されていない状況とは

ネットワークでのクローニング向けにブートディスクを作成したにもかかわらず、ブートディスクを起動した際に

Restarting DHCP client service: retry 1...

といった表示が出続ける場合や、ipconfig コマンドを入力した際に、

Windows IP Configuration

とだけ表示され、その下にIPアドレス情報が表示されない状況を指し、この場合上記手順にてドライバーの追加が必要になります。
主に Intel社 の 217,218,219等のドライバーが該当します。

また、内蔵HDD、SSDが認識しない場合は次の技術文書を参考ください。

ブートディスクにストレージドライバーを追加する手順について (broadcom.com)