この文書では、コマンドラインインターフェイスで Microsoft Installer (MSI) コマンドを使用して Symantec Endpoint Protection (SEP) をアンインストールする方法を説明します。この方法は、SEP が [プログラムの追加と削除] に表示されない場合に役立ちます。
(Get-WmiObject -Class Win32_Product -Filter "Name='Symantec Endpoint Protection'" -ComputerName . ).Uninstall()アンインストールが成功すると "ReturnValue: 0 " で終わるメッセージが返ります。
注1: クライアントのアンインストールをパスワードで保護している場合は、先にそれを解除してからスクリプトを実行する必要があります。パスワード保護は Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) から無効にすることができます。
注2: 改変対策が有効になっている場合は、まず無効にしてからスクリプトを実行する必要があります。改変対策は、単一のクライアントで無効にすることも、ポリシーによって複数のクライアントで無効にすることもできます。
注3: ReturnValue が 0 以外の場合もあります。その場合は Microsoft Installer (MSI) コマンドの終了コードが記載された下記の資料もご覧ください。
エラー メッセージのMsiExec.exeとInstMsi.exe (開発者向け)
DOS コマンドプロンプト
例:msiexec.exe /x {1A68BDE3-0A71-4A6D-B89A-DD9F61CC0ED0} /passive
例:msiexec /x {1A68BDE3-0A71-4A6D-B89A-DD9F61CC0ED0} /lv!* c:\uninstallSEP.txt
上記のコマンドラインの例はアンインストール用のサードパーティツールに使用するもので、例えば SCCM 経由でどのようなコマンドラインを渡せばよいかを示しています。
注: MSI アンインストールが応答しなくなった場合は、以下の手順に従ってください。
アンインストーラは 64 ビット OS では存在するが 32 ビット OS では存在しない、いくつかのキーを見つけようとしています。
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Action ended 13:37:50: InstallFinalize. Return value 1.
MSI (s) (0C:20) [13:37:50:312]: Doing action: SxsUninstallCA
Action start 13:37:50: SxsUninstallCA.
MSI (s) (0C:34) [13:37:50:375]: Invoking remote custom action. DLL: C:\WINDOWS\Installer\MSI14D.tmp, Entrypoint: CustomAction_SxsMsmCleanup
1: sxsdelca tried opening key w/o wow64key 2: Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SideBySide\PatchedComponents 3: 672 4: 0
1: sxsdelca tried opening wow64key 2: Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\SideBySide\PatchedComponents 3: 680 4: 0
1: sxsdelca 2: traceop 3: 1158 4: 0
1: sxsdelca 2: traceop 3: 1186 4: 0
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他のコマンドレットでアンインストールしたい場合は、以下の方法で行います。MSI 文字列は、新しい SEP のリリースごとに変更されます。この方法では MSI 文字列を記述する必要はありません。
Endpoint Protection のアンインストールができない場合は、CleanWipe ユーティリティを使った Endpoint Protection のアンインストール も参照してください。
利用可能な MSI コマンドラインスイッチの一覧は、コマンドプロンプトで msiexec /? と入力してください。