CAICCIコンポーネントを稼動させるためにENFを起動したところ、以下のメッセージが出⼒されました。 対応方法について教えてください。
CAS9608I - CAICCI Subsystem is not operational
Release : ALL
OS : z/OS
下記はCAICCIコンポーネントを導⼊する際の基本的⼿順です。
CAICCIは、ENFが既に稼動している事を前提としていますので、必要であれば先にENFコンポーネントを導⼊して下さい。
1. CAICCIコンポーネント⽤のFMIDを導⼊します。
2. CAICCI⽤のDCM(CAS9DCM3)をENFDBに定義します。CAS9DBユーティリティでINSTコントロール・オプションを指定する事でこれを⾏います。
3. ENFプロシージャのOPTLIB DDに指定されるCCIPARMSメンバにおいて、少なくとも下記のステートメントが含まれるよう更新します。
SYSID(nnnnnnnn) /* any 1-8 character unique name */
4. ENFプロシージャにおいて置換⽂字CCIPARMのコメントを外します。更に、その置換⽂字が含まれる
DD名、ENFPARMSにおいてコンカチされているDDステートメントのコメントも外します。
//ENF PROC STEPLIB='CAI.CAILIB',
// OPTLIB='CAI.PPOPTION',
// DBDSN='CAI.ENFDB',
// ENFPARM=ENFPARM,
//* CCIPARM=CCIPARM, <===コメント外す
//* SPNPARM=SPNPARM,
// ENFCMDS=ENFCMDS,
// OUTC='*'
//ENFPARMS DD DISP=SHR,DSN=&OPTLIB(&ENFPARM)
//* DD DISP=SHR,DSN=&OPTLIB(&CCIPARM) <===コメント外す
//*SPNPARMS DD DISP=SHR,DSN=&OPTLIB(&SPNPARM)
//ENFCMDS DD DISP=SHR,DSN=&OPTLIB(&ENFCMDS)
5. ENFを停止/再起動し、CAICCIを初期化します。全て正しく設定されていれば、以下のメッセージが出⼒されます。
CAS9626I CAICCI Subsystem is Operational
Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000040
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