CAS9初期化時のエラーを⾼輝度出⼒方法
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CAS9初期化時のエラーを⾼輝度出⼒方法

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Article ID: 133967

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COMMON SERVICES FOR Z/OS Common Services

Issue/Introduction

CAS9/CAIRIMでCA製品のモジュールの初期化をしています。この初期化処理で問題が発生した場合に出力されるメッセージを高輝度にする方法はありますか?

Environment

Release:r15.0
OS: z/OS

Resolution

HIGHLIGHTコントロール・オプションをパラメータ・ファイル(//PARMLIB DDファイル)内に指定する事ができます。 
このコントロール・オプションはファイル内のどの場所にでも指定でき、任意のINIT ERRORメッセージに対して
⾼輝度出⼒を有効、もしくは無効にする事ができます。 


syntax: HIGHLIGHT=(ON|OFF)

default: OFF


あらゆるINIT ERRORを⾼輝度出⼒したければ、HIGHLIGHT=ONを先頭⾏の1カラム⽬から指定して下さい。
⼜、後続の⾏において⾼輝度出⼒を無効にする為に、HIGHLIGHT=OFFを別途指定する事もできます。
下記のパラメータ例においては、HIGHLIGHT=ONが先頭⾏に、ファイルの途中にHIGHLIGHT=OFFが指定されています。

HIGHLIGHT=ON
*
PRODUCT(CA 7) VERSION(L2B3)
*
HIGHLIGHT=OFF
*
PRODUCT(CA-1/MVS) VERSION(L0E0) INIT(L0E0INIT) - 
PARM(SVC=217,INIT)                       <== SVCの番号はお客様環境によって異なります。               
*

このようなパラメータが読み込まれた場合の画⾯表⽰は以下のようになります。2つのINIT ERRORの出⼒の表示が異なって
いる事が分かると思います。

この場合、CA 7のINIT ERRORのみ⾼輝度で出⼒されていますが、これはCA 7の初期化モジュールの指定がHIGHLIGHT=ONより後で、
且つHIGHLIGHT=OFFより前に指定されているためです。

 

Additional Information

Old Japanese Knowledge document ID:JTEC000036

Common Components and Servicesのその他のFAQについては、以下のリンクからご確認ください。

JTEC002323:Common Components and ServicesとCA90SのFAQ一覧表