vSphere Client によるバルーニングの無効化
バルーン最大サイズをゼロに設定するには:
- vSphere Client を使って、仮想マシンがある vCenter Server または ESXi/ESX ホストに接続します。
- 管理権限を持つユーザーとして ESXi/ESX ホストにログインします。
- 仮想マシンをシャットダウンします。
- [インベントリ] パネルにある仮想マシンを右クリックして、設定の編集をクリックします。
- オプションタブをクリックし、詳細の下の全般をクリックします。
- 構成パラメータをクリックします。
- 行の追加をクリックして、パラメータ
sched.mem.maxmemctl
をテキスト ボックスに追加します。 - その横の行をクリックして、
0
をテキスト ボックスに追加します。 - OK をクリックして変更を保存します。
仮想マシンでバルーン ドライバを再び有効化するには:
- vSphere Client を使って、仮想マシンがある vCenter Server または ESXi/ESX ホストに接続します。
- 仮想マシンがパワーオンされている場合はシャットダウンします。
- SSH で ESXi/ESX ホストに接続します。詳細については、Connecting to an ESX host using an SSH client (1019852) を参照してください。
- 仮想マシンの構成ファイルがあるデータストアにディレクトリを変更します。
- 仮想マシンの構成ファイルをバックアップします。
- 仮想マシンの構成ファイル (
virtual_machine_name.vmx
) を編集して、次のエントリを削除します。
sched.mem.maxmemctl = "0"
- 保存してファイルを閉じます。
- 仮想マシンをパワーオンします。
注:いったんこのエントリを追加した後は、構成パラメータ UI でこのエントリを削除することはできません。仮想マシンの構成ファイル (.vmx
) を編集して、このエントリを削除する必要があります。
Windows レジストリによるバルーニングの無効化
仮想マシンでバルーニングを無効化するには:
注:この手順では、Windows レジストリを変更します。レジストリを変更する前に、レジストリと仮想マシンの現在の有効なバックアップを取っておきます。レジストリのバックアップとリストアの詳細については、Microsoft サポート技術情報の記事
136393 を参照してください。
- ゲスト OS にログインします。
- スタート > ファイル名を指定して実行クリックし、
regedit
と入力して Enter を押します。レジストリ エディタ ウィンドウが開きます。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\VMMEMCTL
に移動します。 - Start キーを
2
~ 4
に変更します。 - 設定を保存して、ゲスト OS を再起動します。
VMware Tools のアンインストール/再インストールによるバルーニングの無効化
- ゲスト OS からの VMware Tools のアンインストール
- [カスタム設定] オプションを使って VMware Tools を再インストールして、[メモリ コントロール ドライバ] を選択解除します。