注:
- 以下の手順は、パラメータがオンに変更されている ESXi/ESX ホストのみに該当します。データストア/LUN が提供されている他のすべての ESXi/ESX ホストに対して、同じ変更を行う必要があります。
- デフォルトの値に戻したい場合に備えて、変更を行う前に、パラメータの現在の値を必ず記録してください。
警告:この変更は、ストレージ アレイのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすことがあります。このパラメータを調整する場合は慎重に行い、ストレージ ベンダーが推奨する場合にのみ行ってください。
vSphere 5.5
コマンド ラインを使って、vSphere 5.5 の特定の LUN/デバイスに対して VMkernel 制限を設定するには:
- ホストとの SSH セッションを開始します。詳細については、Using Tech Support Mode in ESXi 4.1 and ESXi 5.x (1017910) を参照してください。
- デバイスの現在の値を確認するには、
次のコマンドを実行します。
esxcli storage core device list -d naa.xxx
注:この値は、「No of outstanding IOs with completing worlds」の下に表示されます。
To modify t
he current value for a device,
run the command
esxcli storage core device set -d naa.xxx -O
Value
ここで、Value は 1 ~ 256 の間になります。
vSphere 4.x および vSphere 5.0/5.1
vSphere Client を使って、vSphere 4 および 5.0/5.1 に対して VMkernel 制限を設定するには:
- vSphere Client のインベントリでホストを選択します。
- 構成タブをクリックして、[ソフトウェア] の下の詳細設定をクリックします。
- 左側のパネルのディスクをクリックして、
Disk.SchedNumReqOutstanding
にスクロール ダウンします。 - パラメータの値を希望の数に変更して、OK をクリックします。
- 変更を有効にするには、ホストを再起動します。
コマンド ラインを使って、vSphere 4 および 5.0/5.1 に対して VMkernel 制限を設定するには:
- ホストに対して SSH セッションを開きます。Using Tech Support Mode in ESXi 4.1 and ESXi 5.x (1017910) を参照してください。
Disk.SchedNumReqOutstanding
の現在の値を確認するには、次のコマンドを実行します。
vim-cmd hostsvc/advopt/view Disk.SchedNumReqOutstanding
Disk.SchedNumReqOutstanding
の値を変更するには、次のコマンドを実行します。
vim-cmd hostsvc/advopt/update Disk.SchedNumReqOutstanding long 256
ここで、256 は任意の値です。
- 変更を有効にするには、ホストを再起動します。
VirtualCenter 2.x、および ESX 3.0 と ESXi/ESX 3.5
VirtualCenter 2.x、および ESX 3.0 と ESXi/ESX 3.5 に対して VMkernel 制限を設定するには:
- VI Client を使用して、構成するシステムに接続します(またはシステムを管理する VirtualCenter Server に接続します)。
- 構成するホストを選択します。
- 構成タブを選択します
- ソフトウェ の詳細設定をクリックします。
- ディスク を選択します。
Disk.SchedNumReqOutstanding
パラメータを任意の値に変更します。 - OK をクリックします。
- 変更を有効にするには、ホストを再起動します。
VirtualCenter 1.4 および ESX 2.5
VirtualCenter 1.4.x 以前および ESX Server 2.5 以前に対して VMkernel 制限を設定するには:
- 管理ユーザー インターフェイスを使用して、構成するシステムに接続します。
- オプションタブをクリックします。
- 詳細設定リンクをクリックします。
Disk.SchedNumReqOutstanding
パラメータにスクロールして、その値のリンクをクリックします。[詳細設定] ウィンドウが表示されます。 Disk.SchedNumReqOutstanding
パラメータを任意の値に変更して、OK をクリックします。 - ウィンドウを閉じるをクリックします。
- サーバを再起動します。