vSphere Management Assistant (vMA) を使用して ESX および ESXi ログを収集する

Products

VMware vCenter Server VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

ESX ホストや ESXi ホストからログを受け取るように、VMware vSphere Management Assistant (vMA) を構成できます。vMA のダウンロード、インストール、構成の詳細については、vSphere Management Assistant Documentation を参照してください。

vMA 5.x では、vilogger コマンドは廃止されています。さまざまなシステム構成情報を収集するために、vma-support スクリプトが用意されています。詳細については、使用しているバージョンの『vSphere Management Assistance Guide』の「Troubleshooting vMA」のセクションを参照してください。

Symptoms:

免責事項：これは英文の記事「Using vSphere Management Assistant (vMA) to collect ESX and ESXi logs (1024122)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware ESX 4.1.x
VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware ESX 4.0.x
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware ESXi 4.1.x Installable

Resolution

ESX/ESXi ホストからログを収集するように VMware vSphere Management Assistant (vMA) アプライアンスを構成するには、次の手順を実行します。

次のコマンドを実行して、vMA アプライアンスに ESX/ESXi ホストを追加します。

# sudo vifp addserver [ESX/ESXi IP or HOSTNAME]

ターゲットシステムの root パスワードを要求されます。
次のコマンドを実行して、vMA アプライアンスに接続された ESX/ESXi ホストのリストを表示します。

# sudo vifp listservers
次のコマンドを実行して vilogger インターフェイスを有効化し、指定したログポリシーに従ってターゲットの ESX/ESXi ホストまたは vCenter Server ホストからログファイルを収集するように vMA を構成します。

# vilogger enable --server [ESX/ESXi IP or HOSTNAME] --numrotation <ROTATION: 1 to 1024> --maxfilesize <SIZE in MB: 1 to 1024> --collectionperiod <PERIOD in seconds: 10 to 3600>

ESX/ESXi IP or HOSTNAME は、ESX/ESXi ホストの IP アドレスまたはホスト名です。

たとえば、デフォルト値を使用したコマンドは次のようになります。

# vilogger enable --server [ESX/ESXi IP or HOSTNAME] --numrotation 5 --maxfilesize 5 --collectionperiod 10

vMA 4.x バージョンでは、ログは /var/log/vmware にあります。以前の vMA バージョンでは、ログは /var/log/syslog にあります。

vMA アプライアンスが管理する各ホストの /var/log/vmware 内にはサブディレクトリがあります。これらの各サブディレクトリに、hostd.log、messages.log、vmkernel.log、vmkwarning.log、および vpxa.log などのログファイルが順に保存されます。

ログファイルを読み込むには、tail -f などのコマンドを使用します。たとえば、vpxa.log ファイルの内容を読み込むには、次のコマンドを実行します。

# tail -f /var/log/vmware/<FQDN of Host>/vpxa.log

別のログの場所を指定する場合は、使用しているバージョンの『vSphere Management Assistance Guide』の「vilogger enable」のセクションを参照してください。

vilogger コマンドのオプションをカスタマイズするには、『vSphere Management Assistant Guide』の「vilogger Daemon and Log Management Commands」を参照してください。

Additional Information

vilogger コマンドの構文は次のとおりです。

vilogger <command>

<command> には、次のいずれかを指定できます。

enable [--server <SERVER>]
[--logname <LOGNAME>]
[--collectionperiod <PERIOD in seconds: 10 to 3600>]
[--numrotation <ROTATION: 1 to 1024>]
[--maxfilesize <SIZE in MB: 1 to 1024>]
disable [--server <SERVER>]
[--logname <LOGNAME>]
[--force]
list [--server <SERVER>]
[--logname <LOGNAME>]
updatepolicy [--server <SERVER>]
[--logname <LOGNAME>]
[--collectionperiod <PERIOD in seconds: 10 to 3600>]
[--numrotation <ROTATION: 1 to 1024>]
[--maxfilesize <SIZE in MB: 1 to 1024>]
help | --help | -h [<command name>]

インストール済み vMA アプライアンスのディスク領域を増やす場合は、How to increase/resize vMA Disks を参照してください。

Using vSphere Management Assistant (vMA) to collect ESX and ESXi logs