ESX/ESXi の詳細オプションの構成
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ESX/ESXi の詳細オプションの構成

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Article ID: 341085

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

VMware ESX および ESXi には、さまざまなコンポーネントの動作に影響を及ぼす詳細な構成オプションがあります。この記事には、新しい詳細な構成オプションを確認して、さまざまな方法を使用して設定する手順が記載されています。VMware では、VMware テクニカル サポートまたは VMware ナレッジ ベースの記事の指示にしたがってこれらの構成オプションを設定することを推奨します。

数値のオプションは範囲が制限されています(たとえば、0-10)。文字列のオプションは、すべての値を受け入れます。オプションの値は、適切な範囲を超えていても、有効かどうか確認されません。すべての変更を確認してから適用してください。

注意:構成オプションには、すぐに有効になるものもあれば、有効にするために再起動が必要なものもあります。特定のオプションを変更した場合の影響については、この記事では扱いません。


Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Configuring advanced options for ESXi/ESX (1038578)」の日本語訳です。

記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。

最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware ESXi 3.5.x Installable
VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware vSphere ESXi 5.5
VMware ESX Server 3.5.x
VMware ESXi 3.5.x Embedded
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESX 4.0.x
VMware ESX Server 3.0.x
VMware vSphere ESXi 5.0
VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware ESX 4.1.x
VMware vSphere ESXi 5.1

Resolution

詳細な構成設定は、ESX/ESXi ホスト上で vSphere Web Client、vSphere Client、PowerCLI、コマンドライン インターフェイス、またはローカル コンソールを使用して確認および変更できます。

すべてのオプションはセクションにグループ分けされます。記載された方法で、視覚的にセクションをグループ化したり、スラッシュまたはピリオドを使用してセクションやオプションの名前を区切ったりできます。オプションは、通常 SectionName.OptionName という形式で記載されています。

ESXi 5.1 用の vSphere Web Client を使用した詳細な構成オプションの設定

vSphere Web Client では、詳細な構成オプションが一覧表示されます

vSphere Web Client を使用して詳細な構成設定を設定するには:

  1. vSphere Web Client を使用して vCenter Server に接続します。
  2. インベントリで ESXi ホストを選択します。
  3. 管理タブをクリックします。
  4. 設定サブタブをクリックします。
  5. [システム] 見出しの下で、詳細なシステム設定をクリックします。設定は、SectionName.OptionName のような名前のアルファベット順に一覧表示されます。
  6. (オプション)[フィルタ] ボックスをクリックして設定名を検索します。
  7. 一覧から名前によって設定を選択します。
  8. 鉛筆の形をした [編集] アイコンをクリックします。
  9. 構成オプションを目的の新しい値に変更します。
  10. OK をクリックして変更を受け入れます。

    :範囲外の値を指定した場合、vSphere Web Client では新しい値の周囲が赤い強調表示になって示されます。

ESX/ESXi 3.04.x、および 5.x 用の vSphere Web Client を使用した詳細な構成オプションの設定

vSphere Client では、左側にセクションによってグループ化された構成オプションが一覧表示されます。オプション一覧はソートされません。

vSphere Client を使用して詳細な構成オプションを設定するには:

  1. vSphere Client を使用して vCenter Server または ESX/ESXi ホストに接続します。
  2. インベントリで ESX/ESXi ホストを選択します。
  3. 構成タブをクリックします。
  4. [ソフトウェア] 見出しの下で、詳細設定をクリックします。
  5. 左側でオプションのセクション名に対応するセクションを選択します。
  6. 右側の一覧でオプション名を見つけ出します。これらの名前は、通常 SectionName.OptionName のようになります。
  7. 新しい値を指定して設定します。
  8. OK をクリックして変更を受け入れます。

    :範囲外の値を指定した場合、vSphere Client は次のエラーをレポートします:The value entered is not valid.Enter another value.

vSphere PowerCLI を使用した詳細な構成オプションの設定

VMware vSphere PowerCLI は、vSphere 管理の側面を自動化するために使用される強力なコマンドライン ツールです。PowerCLI は、Windows PowerShell スナップインとして配布されます。コマンドは、ESX/ESXi ホストに対して直接実行することも、vCenter Server が管理する ESX/ESXi ホストをターゲットにすることもできます。セクションやオプションの名前は、ピリオドで区切られます。

使用法の詳細については、vSphere PowerCLI のドキュメントを参照してください。

vSphere PowerCLI を使用して詳細な構成オプションを設定するには:

  1. vSphere PowerCLI をインストールした場所でコマンド プロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを使用して ESX/ESXi ホストに接続します:

    Connect-VIServer <ESXHostnameOrIP>

  3. Get-VMHostAdvancedConfiguration コマンドを使用してオプションの現在の値を確認します:

    Get-VMHostAdvancedConfiguration -Name "SectionName.OptionName"

    例:

    Name Value
    ---- -----
    SectionName.OptionName CurrentValue

  4. Set-VMHostAdvancedConfiguration コマンドを使用してオプションの新しい値を指定します:

    Set-VMHostAdvancedConfiguration -Name "SectionName.OptionName" -Value "NewValue"

    :範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:A specified parameter was not correct.

ESXi 5.x 用の esxcli を使用した詳細な構成オプションの設定

VMware vSphere ESX コマンドライン インターフェイス (esxcli) は、ESXi ホストに対して、こうしたシステムへのネットワーク アクセスのあるクライアントから、またはローカル ESXi ホスト コンソールから、一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用されます。esxcli を使用して詳細な構成オプションを設定するには:

  1. esxcli がインストールされている場所でコンソールを開きます。詳細については、『VMware vSphere コマンドライン インターフェイスのドキュメント』(英語版)を参照してください。
  2. esxcli コマンドを使用してオプションの現在の値を確認します:
    • 実行時オプション:

      esxcli system settings advanced list -o "/SectionName/OptionName"

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      esxcli system settings kernel list -o "OptionName"

出力は次のようになります:

Path: /SectionName/OptionName
Type: integer
Int Value: n
Default Int Value: 5
Min Value: 0
Max Value: 10
String Value:
Default String Value:
Valid Characters:
Description: Description of OptionName

  1. vicfg-advcfg.pl コマンドを使用してオプションの新しい値を指定します:
    • 実行時オプション:

      esxcli system settings advanced set -o "/SectionName/OptionName" [--int-value|--string-value] "NewValue"

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      esxcli system settings advanced set -o "OptionName" [--int-value|--string-value] "NewValue"

      :範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:Sysinfo error on operation returned status : Bad parameter.

ESX/ESXi 3.x および 4.x での vSphere コマンドライン インターフェイスを使用した詳細な構成オプションの設定

VMware vSphere コマンドライン インターフェイス (vCLI) は、ESX/ESXi ホストに対して、こうしたシステムへのネットワーク アクセスのあるクライアントから一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用されます。コマンドは、ESX/ESXi ホストに対して直接実行することも、vCenter Server が管理する ESX/ESXi ホストをターゲットにすることもできます。セクションやオプションの名前は、ピリオドで区切られます。

使用法の詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのドキュメント』(英語版)を参照してください。

vCLI を使用して詳細な構成オプションを設定するには:

  1. vCLI をインストールした場所でコマンド プロンプトを開きます。
  2. esxcli コマンドを使用してオプションの現在の値を確認します:
    • 実行時オプション:

      vicfg-advcfg.pl <connection options> --get SectionName.OptionName

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      vicfg-advcfg.pl <connection options> --get-kernel OptionName

出力は次のようになります:

Value of SectionName.OptionName is X

  1. vicfg-advcfg.pl コマンドを使用してオプションの新しい値を設定します:
    • 実行時オプション:

      vicfg-advcfg.pl <connection options> --set "NewValue" SectionName.OptionName

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      vicfg-advcfg.pl <connection options> --set-kernel "NewValue" OptionName

:範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:A specified parameter was not correct.

ESX/ESXi 3.x および 4.x でのローカル コンソールを使用した詳細な構成オプションの設定

ESX/ESXi ホストのローカル コンソールは、ネットワーク接続が使用できない場合に、一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用できます。その他の方法が優先されます。セクションやオプションの名前は、スラッシュで区切られます。

ローカル コンソールを使用して詳細な構成オプションを設定するには:

  1. ESX または ESXi ホストのコンソールを開きます。詳細については、セキュア シェル (SSH) を使用して ESX ホストに接続できない (1003807) (Unable to connect to an ESX host using Secure Shell (SSH) (1003807)) または ESXi 4.1 での Tech Support モードの使用 (1017910) (Using Tech Support Mode in ESXi 4.1 (1017910)) を参照してください。
  2. esxcli コマンドを使用してオプションの現在の値を確認します:
    • 実行時オプション:

      esxcfg-advcfg --get /SectionName/OptionName

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      esxcfg-advcfg --get-kernel OptionName

例:

Value of SectionName.OptionName is X

  1. vicfg-advcfg.pl コマンドを使用してオプションの新しい値を設定します:
    • 実行時オプション:

      esxcfg-advcfg --set "NewValue" /SectionName/OptionName

    • VMkernel.boot.* 名前空間の起動時オプション:

      esxcfg-advcfg --set-kernel "NewValue" OptionName


:範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:A specified parameter was not correct.



Additional Information

Configuring advanced options for ESXi/ESX