ストレージアレイのUNMAPコマンド制限に起因するVMのパフォーマンス問題
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ストレージアレイのUNMAPコマンド制限に起因するVMのパフォーマンス問題

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Article ID: 434558

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

免責事項:これは英文の記事「Performance issues on VMs caused by storage array UNMAP command limits.」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

  • 仮想マシンの動作が遅延する、あるいはユーザーに対して完全にレスポンスを返さない状態になります。
  • vMotion、スナップショット作成、VMのパワーオンといった操作において、異常な遅延が発生する、もしくはタイムアウトエラーで失敗します。
  • アプリケーション層でレイテンシが観測され、ゲストOS内では高いディスクI/O待ち時間が報告されます。

Environment

VMware ESXi 7.x
VMware ESXi 8.x

Cause

仮想マシンで発生している遅延問題は、ストレージアレイがコマンド実行の上限に達したことが原因です。これにより、ESXiホストからのUNMAP I/Oコマンドが、ストレージ側で「Device Busy」エラーとして拒否されています。

SCSIコマンド「0x42」はUNMAPコマンドを指します。

SCSIコード「D:0x8」は「Device Busy」の状態を示しています。

参照:

ESXiの var/run/log/vmkernel.log において、センスコード『D:0x8』のイベントが記録されています。

デバイスステータス [BUSY] - このステータスは、対象のLUNがその時点でSCSIコマンドを受け付けられない場合に返されます。これは一時的な状態であるはずなので、コマンドの再試行が行われます。

2025-11-18T23:52:14.824Z cpu11:2097763)NMP: nmp_ThrottleLogForDevice:3867: Cmd 0x42 (0x45d9389dd508, 2486025) to dev "naa.##########################" on path "vmhba64:C0:T0:L2" Failed:
2025-11-18T23:52:14.824Z cpu11:2097763)NMP: nmp_ThrottleLogForDevice:3875: H:0x0 D:0x8 P:0x0 . Act:NONE. cmdId.initiator=0x430688dd5240 CmdSN 0x28bed30
2025-11-22T10:49:15.776Z cpu25:2097777)ScsiDeviceIO: 4115: Cmd(0x45d92f999248) 0x42, CmdSN 0x2d1aa72 from world 2541389 to dev "naa.##########################" failed H:0x0 D:0x8 P:0x0
2025-11-22T10:49:15.777Z cpu25:2097777)NMP: nmp_ThrottleLogForDevice:3798: last error status from device naa.########################## repeated 10 times

Resolution

過剰なUNMAP処理に起因するパフォーマンスへの影響を軽減するには、以下の手順に従ってください:

  • ESXiホストからストレージアレイに対して発行されている、UNMAP I/Oのパターンを確認します。
  • アレイへの過負荷を避けるため、UNMAP I/Oのレベルの調整を検討してください:Space Reclamation on vSphere VMFS Datastores