免責事項: これは英文の記事 「LACP Timeout mode parameter mismatch between the ESXi host and physical switches」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
vSphere Distributed Switch での LACP(リンクアグリゲーション制御プロトコル)サポートにより、ユーザーは動的リンクアグリゲーションを使用して ESXi ホストを物理スイッチに接続できます。
LACP には「タイムアウトモード」と呼ばれる設定があり、これは「Slow(低速)」または「Fast(高速)」のいずれかに設定できます。
LACP タイムアウトモードで選択した設定に応じて、LACP PDU の定期送信が低速または高速の送信レートで発生します。
高速タイムアウトモードでは PDU が毎秒送信され、低速タイムアウトモードでは PDU が 30 秒ごとに送信されます。
低速タイムアウトがデフォルト設定です。
VMware ESXi 7.0
VMware ESXi 8.0
物理スイッチの設定が「高速」であり、ESXi の設定が「低速」である場合、 LACP タイムアウトモードのミスマッチが発生します。
esxcli network vswitch dvs vmware lacp status get -s <dvs_name>
上記スクリーンショット内では「Flags」箇所に SA と表示されており、S は低速モード、A はデバイスがアクティブモードであることを示します。
LACP タイムアウトモードの構成の不一致を修正するには、以下の手順を実行します。:
方法 1:
タイムアウトモードの値は vSphere Client から変更できます。
分散スイッチ > 構成 > LACP > 編集 > 以下スクリーンショット内のタイムアウト モード箇所の値を変更します:
Method 2:
DVS バージョンが 7.0.0 以下の場合、vSphere Client からは変更できないため、CLI コマンドを使用して変更をします。
設定変更方法:
1. LACP LAG ID をそれぞれの ESXi ホスト上で実行し、確認します:
esxcli network vswitch dvs vmware lacp config get
2. 以下の必須パラメーターを指定して設定変更をします。
具体的には、LAG ID、タイムアウト値(ショートタイムアウトの場合は1、ロングタイムアウトの場合は0)、およびDVSの名称です。
以下のコマンドで、上記手順 1 の出力からLAG IDを代入します:
esxcli network vswitch dvs vmware lacp timeout set -l <lag_id> -t 1 -s "DVS_name" -n vmnic1
3. 対象 LAG グループに所属する vmnic 全てに対して手順 2 のコマンドを変更しながら実行します。
上記スクリーンショットのようにタイムアウト モードの設定を示す Flag 箇所が FA と表示され、高速モードに変更されたことが確認できます。