Aria Operationsと統合されたCloud DirectorのCPU負荷を軽減する
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Aria Operationsと統合されたCloud DirectorのCPU負荷を軽減する

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Article ID: 419844

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Products

VMware Aria Operations (formerly vRealize Operations) 8.x

Issue/Introduction

免責事項:これは英文の記事 Reducing CPU load on Cloud Director when integrated with Aria Operations の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

  • Cloud Director Management Packを介して、Cloud DirectorがAria Operationsと統合されている。
  • Cloud Director Management Packのバージョンは5.4である。
  • Cloud Directorアプライアンスのバージョンは10.0以降である。
  • Cloud DirectorアプライアンスのCPU使用率が95%以上に急上昇する。

Environment

VMware Aria Operations 8.x
VMware vRealize Operations 8.x
VMware Cloud Director 10.x

Cause

Cloud DirectorアプライアンスがVMware Validated Designのサイジングドキュメントに従って構成されていない場合、Cloud Directorがバージョン10以降であると、Cloud DirectorアプライアンスのCPU使用率が95%+に急上昇する可能性がある。

Resolution

  1. Cloud Directorアダプタが動作しているAria Operationsノードに、SSHまたはコンソール(コンソールでALT+F1を押してログイン)経由でrootとしてログインする。
  2. テキストエディターで/usr/lib/vmware-vcops/user/plugins/inbound/vcloud_adapter3/conf/vcloud.propertiesを開く。
  3. 以下の行をそれぞれの値に変更する。

    RESOURCE_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE=10
    RELATIONSHIP_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE=30
    METRICS_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE=40

  4. ファイルを保存して閉じる。
  5. コレクターサービスを再起動する。

    systemctl restart collector

  6. リモートコレクターを含む、クラスター内の他のすべてのAria Operationsノードでステップ1~5を繰り返す。
  7. 管理者としてAria Operations UIにログインする。
  8. 管理 > 統合 > アカウントに移動する。
  9. VMware Cloud Directorアダプタの下にある編集をクリックする。
  10. 詳細設定の下にある 組織の仮想データセンターネットワークを有効にする オプションをfalseにしてから、保存をクリックする。

Additional Information

RESOURCE_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE: Cloud Directorからリソースを収集するためのスレッド数。
RELATIONSHIP_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE: 収集されたリソース間の関係を確立するためのスレッド数。
METRICS_COLLECT_THREAD_POOL_SIZE: Cloud Directorリソースのメトリックを収集するためのスレッド数。

VMware Validated Design for Cloud Providers: Scale and Performance Guidelines