SYSVIEW r16 + z/OS 2.5前提PTFを適用してSYSVIEWの再起動を行うと、以下のエラーメッセージが出力されます。
GSVX737E (MAIN) XMDS req 0164 failed in ASID 00B0, rc 00000010 rs 00000018 ec 00000000 00000000
GSVX737E (MAIN) XMDS req 050D failed in ASID n/a, rc 00000010 rs 00000034 ec 00000000 00000000
GSVX894I (MAIN) Module update detected for GSVXXMDS, it will be reloaded in CSA
なお、SYSVIEWの起動は正常に完了し、各種画面や機能も問題なく利用出来ています。
Release : 16.0
これらのメッセージは、以下の理由によりSYSVIEWの初めての再起動時のみ出力されます。2度目以降の再起動では出力されません。
また、SYSVIEW自体に問題はなく、ご利用にも影響ありません。
(1)PTF適用後のr16.0を最初に起動すると、更新されたモジュールGSVXXMDSから新しい機能が呼び出されます。
(2)この時点では、前の実行時にCSAにあったGSVXXMDS(PTFが適用されていない)は、PTFで追加された機能が含まれておらず
自動的にリロードもされていないためGSVX737Eメッセージが出力されます。
(3)(2)のあとすぐにGSVX894Iが出力されて、更新されたGSVXXMDSがCSAにリロードされます。
このため、その後は正常に処理が進みます。
(現象は一度しか発生せず、CSAにおいてモジュールがリロードされた後は、自動的にCSAの内容が修正されるようになっています。)
(4)r16.0を停止して再度起動すると、更新されたGSVXXMDSがすでにCSA内にあり、同じモジュールのためエラーは再発しません。
なお、PTF適用後、IPLしてからSYSVIEWを起動した場合は、予めGSVXXMDSがロードされていないため、リロードの必要はなくエラーも発生しません。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC003207
SYSVIEWのFAQについては、以下のリンクからご確認ください。
JTEC002337 : SYSVIEW FAQ一覧表