EXEC CICS SIGNON および SIGNOFFで、CTS 1.3まではサインオンしたユーザーIDは即時反映されましたが、CTS 2.1以降、 サインオンしたユーザーIDは次のタスクにて反映されるよう仕様が変更されました。CTS 2.1以前の仕様と同じ稼働とするためにはCICSのEXIT XSNEXを有効化する必要がありますが、Top Secret環境では、CICS環境で明示的に当EXITを有効化していないにも関わらず、当EXITを有効化したような稼働となります。
Top Secret環境ではXSNEXを有効化していますか?
有効化している場合、当EXITを無効化して、CTS 2.1以降の仕様にて稼働させることはできますか?
Release : 16.0
Component:Top Secret for z/OS
CICS EXIT XSNEXはTop Secret - CICS間インターフェースで使用のENFCICSにて、その初期化時に自動的に導入され無効することはできません。
CICS TS V2.1以降のサインオン仕様は、Top Secret - CICS間インターフェースにてセキュリティ上の不整合発生の可能性があることが当EXIT自動導入の理由となります。
なお、ENFCICSにて自動導入されるCICS EXITはXSNEXのみです。
Old Japanese Knowledge document ID: JTEC003035
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