CA JCLCheck 12.0 からの新機能で ADRDSSU ユーティリティーコントロールカードのチェック機能が追加されていますが、
この機能を抑止することは可能ですか?
Release: 12.0
OS: z/OS
以下のいずれかの方法で対応可能です。
(a) CA JCLCheck 12.0のCTLSCAN(NODSSU)オプションを指定する。
このオプションはCA JCLCheck 12.0のPTF:RO98664にて機能追加されました。
このPTFが未適用の場合には、下記(b)のUSERMOD:MZ2C025を利用した対応が必要となります。
(b) USERMOD:MZ2C025を利用して、このチェック機能を抑止します。
対応手順:
1) prefix.CAZ2JCL(MZ2C025) のJCLを編集します。
2) prefix.CAZ2SRC(JCLUPT) から以下の部分を当該JCLにコピーします。
"$UPT ADRDSSU"からREQ=SYSPRINTまでを以下のようにコピーします。
1カラム目をコメントアウトして、00579930行から00579953行までのADRDSSUの後ろの継続文字”-“を削除します。
指定例)
//SMPPTFIN DD DATA,DLM=$$
++USERMOD(MZ2C025) /* IDENTIFY USERMOD */.
++VER(Z038) FMID(CAZ2C00) /* PRE(xxxxxxx) */ .
++SRCUPD (JCLUPT) DISTLIB(AAZ2SRC).
./ CHANGE NAME=JCLUPT
* JCLUPT - JCLCHECK UTILITY PROGRAM TABLE. THIS NON-EXECUTABLE * 00050000
* $UPT ADRDSSU, IBM SMS UTILITY ADRDSSU 00579930
* CTL=SYSIN, ADRDSSU 00579940
* VBT=DSSUVBT, VBT table for EXEC PARM= ADRDSSU 00579950
* UCP=JCLCDSSU, UTILITY CALL PROGRAM ADRDSSU 00579951
* EXEPARM=YES, VALIDATE EXEC PARM ADRDSSU 00579952
* CALLPGM=YES, CALL VALIDATION PROGRAM ADRDSSU 00579953
* REQ=SYSPRINT ADRDSSU 00579990
./ ENDUP
$$
//*
//* ======> DEFINE SMP SELECT CONTROL STATEMENTS
//*
その他 : 作業前に必要に応じてロードモジュールライブラリーのバックアップしてください。