Gen r7.6 でGenランタイムファンクションSUBSTRDBCSの動作に変更について
Release:
CA Gen Run Time, Distributed: 6.5, 7.0, 7.5, 7.6
Gen r7.6 GA(正式出荷版)では、z/OSのBlockmodeとサーバランタイム以外のすべてのランタイムはファンクションSUBSTRDBCSの引数である「開始位置」 と「部分文字列⻑」には文字数を使用するように変更されています。
Gen r7.6 GAではz/OSのBlockmodeとサーバランタイムは、まだバイト数が使われていましたが、PTF RTM76011 (QO93484 )で文字数を使用するように変 更されています。
(このPTFはランタイムファンクションSUBSTRMIXEDも同様に動作するように変更しています。
しかし他のプラットフォームでの SUBSTRMIXEDに関する変更の予定は現在のところありません)
【バイト数の代わりに文字数が使われる影響】
既存のアプリケーションにこのPTFを適用される場合には、戻り値が変わります。
事前の影響等調査を実施いただき、その後適用してください。
【変更前】(赤字は全角文字)
例: substrdbcs("123456789ABCDE",9,4), 結果: "56"
【変更後】
例: substrdbcs("123456789ABCDE",9,4), 結果: "9ABC"
以下の表はPTF適用前後のGenr7.6でのSUBSTRDBCS機能のまとめです。
新しいGen r8リリースでもGen r7.6のPTF適用後と同じ機能となります。
パッケージング |
.NET |
Java |
ウィンドウズ/ 協調クライアント |
オンライン/ 協調サーバ |
||
GUI |
z/OS |
Windows |
Unix |
|||
PTF適⽤前 |
character |
character |
character |
byte |
character |
character |
PTF |
None |
None |
None |
RTM76011 *1 |
None |
None |
PTF適⽤後 |
character |
character |
character |
character *2 |
character |
character |
*1: RTM76011 はランタイム・コンソリデーション PTF - RTM76035 (RO17214) により置き換えられています。
*2: これはSUBSTRMIXEDへの修正も含みます。(z/OSのみ)
ご質問等がございましたら、恐れ入りますが弊社サポートまでご連絡ください。
この情報は米国 CA, Inc. より提供されている Technical Documentsをもとに作成したものです。原文の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
Old Japanese Knowledge document ID : JTEC001777
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