DRS による仮想マシンの移行を特定の時間帯に限定する方法
search cancel

DRS による仮想マシンの移行を特定の時間帯に限定する方法

book

Article ID: 447420

calendar_today

Updated On:

Products

VMware vCenter Server

Issue/Introduction

この記事では、スケジュール設定タスクを作成することで vSphere DRS の自動化レベル移行のしきい値を変更する方法について説明します。スケジュール設定タスクを使用して、DRS の vMotion をオフピーク時間帯に制限し、ピーク時間帯の vMotion を最小限に抑えることができます。


免責事項: これは英文の記事 How to restrict DRS virtual machine migrations to specific time windows. の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズコンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事を参照してください。

Cause

VMware vCenter Server

Resolution

DRS をスケジュール という機能で 自動化レベル 移行のしきい値 を変更することで、特定の時間帯に DRS が移行を行うように設定することができます。

  1. vSphere Client のインベントリでクラスタをクリックします。
  2. 構成 タブをクリックし サービス に進みます。
  3. vSphere DRS 画面で DRS をスケジュール というボタンをクリックします。

設定例

例 1: 自動化レベルによる制御

この方法では DRS を 完全自動化 (DRS が vMotion を実行するモード) と 一部自動化 (移行の推奨を提示するモード) を、指定したタイミングで切り替えます。

  • スケジュール設定タスク (例: 毎週土曜日の午前 0 時) を作成し、自動化レベルを 完全自動化、 移行のしきい値を 3 に設定します。
  • 2 つ目のスケジュール設定タスク (例: 毎週土曜日の午前 3 時) を作成し、自動化レベルを 一部自動化、 移行のしきい値は 3 のままとします。
  • DRS はこの 3 時間の間、自動的に vMotion を実行するようになります。

例 2: 移行のしきい値による制御

この方法では 完全自動化 のモードを維持しつつ移行のしきい値を調整することで、vMotion を特定の期間に発生させ、それ以外の期間の vMotion を最小に抑えます。

  • スケジュール設定タスク (例: 毎週土曜日の午前 0 時) を作成し、自動化レベルは 完全自動化、 移行のしきい値4 (より積極的な移行) に設定します。
  • スケジュール設定タスク (例: 毎週土曜日の午前 3 時) を作成し、自動化レベルは 完全自動化、 移行のしきい値1 (最も保守的) に設定します。
  • DRS は常に完全自動化のまま、3 時間の間は vMotion を積極的に行いますが、それ以外の時間帯での vMotion を抑えることができます。

Additional Information

vSphere と連携している製品によっては、DRS の無効化や自動化レベルを手動とすることがサポートされていない、または許可されていない場合があります。下記はその一例ですが、これ以外のソフトウェア、ソリューション、またはサードパーティ製品にも同様の DRS の要件が設けられている可能性があります。

VMware Cloud Director:
VMware vCloud Director から仮想マシンを起動するには、DRS の自動化レベルを完全自動化または一部自動化のいずれかに設定する必要があります。

vSphere Supervisor:
vSphere Supervisor をデプロイして使用するためには、DRS の自動化レベルを 完全自動化 に設定する必要があります。