・VMware Live Cyber Recovery (VLCR) 環境において、保護グループのバックアップおよびスナップショットタスクが失敗します。
・VLCR UI上にて、対象の保護グループおよびConnector VMのステータスが「GOOD」から「CRITICAL」へ遷移します。
・VLCR UI アラームイベントにて以下のエラーが出力されます。
Connector '<Connector_Name>' in protected site '<Site_Name>' is unable to reach vCenter <vCenter IP_Address>: Cannot complete login due to an incorrect user name or password on Port 443.
・vCenter Serverの vpxd ログにおいて、VLCRサービスアカウント(例: vlcr-svc-acct-<ID>@vsphere.local)による継続的なログイン失敗が記録されます。
・vCenter Serverの vmdird-syslog.log において、該当アカウントのパスワード変更成功を示すログの直後から、LDAP_INVALID_CREDENTIALS エラーが記録されます。
VMware Live Cyber recovery
VLCR の対象サービスアカウントのパスワードは90日周期で自動更新されますが、VLCR Connector VM が内部キャッシュに保持している vCenter Server 接続用の認証情報が、動的更新プロセスにおいて適切にフラッシュされません。結果 VLCR Connector VM はメモリ上にキャッシュされた古いパスワード情報を使用して認証要求を行い続けるため、ログイン失敗が発生します。
Broadcomはこの問題を認識しており、現在修正に取り組んでいます。
ワークアラウンド:
VLCR Connector VM の再起動を実施します。再起動により内部に保持されている古い認証情報のキャッシュが破棄され、起動プロセスにおいて新しいパスワード情報が再取得および適用されるため、vCenter Serverとの正常な通信が復旧します。