免責事項:これは英文の記事「NSX Manager syslog records Load Balancer IP instead of client source IP for user logins(431122)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
AD/LDAP 経由のユーザーログインに関するセキュリティイベントを監視している場合、NSX Manager の syslog には、実際のアクセス元クライアントの IP アドレスではなく、NSX の L4 TCP ロードバランサの送信元 IP アドレスが記録されます。
VMware NSX
L4 TCP ロードバランサでは、戻り通信の経路対称性を確保するために、送信元ネットワークアドレス変換(SNAT)が使用されます。
このため、認証トラフィックが NSX Manager に転送される前に、パケットヘッダ内の元のクライアント送信元 IP アドレスが、ロードバランサの IP アドレスに変換されます。
これは、VMware NSX 環境で発生し得る事象です。
回避策:
元のクライアント送信元 IP アドレスを保持し、ログに記録できるようにするには、SNAT を使用しないインライン構成でロードバランサが動作するよう、トポロジを変更する必要があります。
1. ロードバランシング構成をインライントポロジに変更します。
2. ロードバランサ設定の「SNAT Auto Translation」を無効化します。
3. アドレス変換を行わずに対称的なトラフィックフローを維持できるよう、クライアント側の戻り経路が、ロードバランサをホストしている Tier-1(T1)ゲートウェイを通るようにルーティングを構成します。
注: 「SNAT Auto Translation」を無効にする場合は、ルーティング設計を慎重に行う必要があります。
NSX Manager からの戻りトラフィックが、ロードバランサをホストしている T1 ゲートウェイを経由しない場合、非対称ルーティングが発生し、接続は失敗します。
NSX ネイティブロードバランサを使用している場合、宛先の Web サーバのログには、リクエスタであるクライアントの IP アドレスは記録されません。