VMware Live Site Recovery 環境において、単一のリカバリプラン内に複数の保護グループを構成した場合、保護グループ単位で優先度を設定しフェールオーバーを実施に関する可否について説明します。
VMware Live Site Recovery 9.x
単一のリカバリプラン内に複数の保護グループの構成では、保護グループ単位でフェールオーバー(仮想マシンの起動)の順序を制御することはできません。実際のリカバリ処理では、保護グループの境界は無視され、プラン内の全仮想マシンの「優先順位」および「依存関係」に基づいて起動処理が実行されます。
特定のサービス群や保護グループ単位での厳密な起動順序制御が求められる場合は、以下のいずれかの ワークアラウンドを実施します。
・ 仮想マシンレベルでの優先順位および依存関係の構成を行います。
単一のリカバリプランを使用し、仮想マシン単位の起動設定で要件を満たす方法です。
1.先行して起動すべき保護グループの仮想マシンを、上位の優先順位グループ(Priority 1 または 2)に設定します。
2.後続で起動すべき保護グループの仮想マシンを、下位の優先順位グループ(Priority 3 以降)に設定します。
3.アプリケーションの要件により、特定のデータベース等の起動完了を待機する必要がある場合は、対象の仮想マシン間に「依存関係(Dependencies)」を構成します。
・リカバリプランを保護グループごとに分割作成し、優先度の高いリカバリプランから実行します。