以下の手順は、構成設定を保存する処理を示しています。処理の中断が発生すると、構成設定が失われる可能性があります。
- auto-backup.sh は、毎時最初の1分に実行される cron ジョブであり、ESXi ホストの構成状態を保存します。
- すべての構成の変更は、主に /bootbank に書き込まれます。
- VIB の更新やインストールが行われた場合、オペレーティングシステム関連のバイナリと構成ファイルは /altbootbank にコピーされます。
注: サイレントな VIB 更新が発生する場合があります。これらが発生したかどうかは、ログ(/var/log/esxupdate.log)および、bootbank または altbootbank 内の構成ファイル boot.cfg で確認できます。
- 構成ファイルは state.tgz ファイルに保存されます。
- 正常に稼働している状態は、更新前に /bootbank に保存されます。
- 更新やインストールがあった場合、その後の再起動時に、ESXi ホストは保存・変更された状態から /altbootbank を用いて起動します。これは boot.cfg ファイルを更新することによって実現されます。
- /bootbank/boot.cfg : bootstate=0 (通常の状態), updated=1 (初期インストール)
- /altbootbank/boot.cfg : bootstate=1 (更新中の状態), updated=2 (増分)
- 起動処理の初期段階で、2つのブートバンクのうち bootstate の値が高い方が選択されます。起動処理の後半で、ホストが起動したブートバンクを指すシンボリックリンク /bootbank が作成され、セカンダリのブートバンクを指す /altbootbank が作成されます。これら2つのブートバンクは、更新後の最初の起動時に名前が入れ替わります。
- 起動処理の最後に、jumpstart スクリプトが bootstate を 0 にリセットします。
- ホストが再帰的に再起動された場合や、再起動プロセスが中断された場合、ESXi ホストは以前の状態で起動し、bootbank と altbootbank の構成の差分が失われる原因となります。