EDR: Solr CB Event データ用ディスク容量を追加する方法(シンボリックリンク利用)
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EDR: Solr CB Event データ用ディスク容量を追加する方法(シンボリックリンク利用)

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Article ID: 427202

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Updated On:

Products

Carbon Black EDR (formerly Cb Response) Carbon Black EDR

Issue/Introduction

Carbon Black EDR 環境において、/var/cb/data 配下のディスク使用率が 100% に達すると、 Solr が新しいイベントデータ(CB Event)を取り込めなくなる場合があります。

Environment

Carbon Black EDR Server

Cause

この事象は、以下のような要因により発生することがあります。

  • EDR センサー台数の増加
  • 収集されるプロセスイベント量の増加
  • 保持期間(retention)設定の延長
  • /var/cb/data に割り当てられたディスク容量不足

Resolution

Carbon Black EDR では、Solr のイベント保存先として cbevents で始まる名前のディレクトリ(cbevents*)を自動的に検出・利用します。 この仕組みを利用し、シンボリックリンクを用いてイベント保存領域を拡張する方法を 本 KB では説明します。


前提条件・注意事項

  • 本手順は、イベント保存領域を一時的に拡張するための回避策(stop-gap)です。
  • /dev/sdb1 は追加ディスクデバイスのです。実際のデバイス名は環境により異なります。
  • /cbdata はマウントポイントのです。任意のディレクトリ名を使用できます。
  • マウントポイントとなるディレクトリは、マウント前に作成する必要があります。
  • シンボリックリンク自体はディスク容量を消費しません。
  • Solr は、シンボリックリンクの参照先ディレクトリにデータを書き込みます。
  • 本手順実施後も、EDR サーバーコンソール上に表示される ディスク空き容量の数値は変化しません。 これは、コンソールが元のファイルシステムの容量を表示しているためであり、 想定された動作です。

デフォルトのイベント保存先

Solr の CB Event データは、デフォルトでは以下のディレクトリに保存されます。

/var/cb/data/solr/cbevents

手順

1. マウントポイントの作成とディスクのマウント

追加したディスクをマウントするためのディレクトリを作成し、ディスクをマウントします。

mkdir /cbdata
mount /dev/sdb1 /cbdata

※ 追加ディスクは、事前にパーティション作成およびファイルシステムの作成が 完了している必要があります。


2. 追加の cbevents ディレクトリ用シンボリックリンクの作成

シンボリックリンク名は、必ず cbevents で始まり、末尾に数字を付けてください。

ln -s /cbdata /var/cb/data/solr/cbevents2

Carbon Black EDR(Solr)は、cbevents* という命名規則に従ったディレクトリを 自動的に検出し、新しいイベントデータの保存先として使用します。


3. 参照先ディレクトリの所有者および権限設定

重要:

権限設定は、シンボリックリンクではなく、 参照先の実体ディレクトリに対して行ってください。

chown cb:cb /cbdata
chmod 755 /cbdata

※ シンボリックリンク (/var/cb/data/solr/cbevents2)に対して chmod を実行しても、権限が変更されない場合があります。 これは Linux の仕様によるものであり、異常ではありません。


4. ディレクトリ構成の確認

以下のコマンドを実行し、cbevents および cbevents2 が存在することを確認します。

ls -latr /var/cb/data/solr

表示例:

cbevents
cbevents2 -> /cbdata