免責事項:これは英文の記事「Determining the actual cluster resource capacity when the cluster is in an overcommitted state(426506)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
vSphere クラスタがオーバーコミット状態にある場合(ESXi ホストがメンテナンスモードに入った場合など)、vSphere Client に表示される 予約キャパシティの合計 が クラスタ合計キャパシティ を大幅に上回って表示されることがあります。
この状態で、予約キャパシティの合計がクラスタ合計キャパシティよりも大きく表示される理由の詳細については、次のナレッジベース記事を参照してください。 The Total Reservation Capacity value is larger than the Cluster Total Capacity value in cluster Resource Reservation page in Web Client(313895)
この状態では、表示されている 予約キャパシティの合計 は物理的な制限を反映していないため、管理者はこの値を使用して実際にどれだけのリソース容量が利用可能かを判断することができません。この記事では、クラスタがオーバーコミットしている場合に、実際のリソース上限を確認する方法について説明します。
VMware vCenter Server
VMware vSphere ESXi
クラスタがオーバーコミット状態(YELLOW ステータス)になっています。この状態では、使用可能なリソースの計算ロジックが変更され、ルートリソースプールの物理的な境界を無視した計算値が vSphere Client に表示されます。
オーバーコミット状態のままクラスタの有効な物理リソース上限を確認するには、以下のいずれかの方法を使用します。
方法 1: オーバーコミット状態を解消する 正しいキャパシティを確認する最も確実な方法は、クラスタを正常な(オーバーコミットされていない)状態に戻すことです。
リソースプールや仮想マシンの予約設定を一時的に減らすか、ESXi ホストのメンテナンスモードを解除してクラスタの物理キャパシティを復旧させます。
警告が消えたら、vSphere Client の 監視 > リソース割り当て タブを確認します。
予約キャパシティの合計 および 使用可能な予約 の値は、物理的な制限(クラスタ合計キャパシティからシステムオーバーヘッドを引いた値)を正確に反映するようになります。
方法 2: vCenter Server のログからキャパシティを確認する 構成をすぐに変更してオーバーコミット状態を解消できない場合は、vpxd ログを確認することで、システムが認識している実際のルートキャパシティを確認できます。
vCenter Server のログレベルを verbose (詳細) に変更します。
SSH を使用して vCenter Server Appliance に接続します。
vpxd.log ファイルから root memory capacity (または root cpu capacity)という文字列を検索します。
コマンド例: grep "root memory capacity" /var/log/vmware/vpxd/vpxd.log
出力例: YYYY-MM-DDTHH:MM:SS verbose vpxd[xxxxx] [Originator@6876 sub=ResMgr] root memory capacity = 256761659392, root memory allocated = 272407461888 => memory is OVERCOMMITTED
上記の例において:
root memory capacity: 実際の使用可能なキャパシティをバイト単位で表しています。
root memory allocated: 現在、仮想マシンおよびリソースプールによって要求されている予約の合計を表しています。
capacity の値を GB に換算(バイト / 1024 / 1024 / 1024)することで、実際の上限値を判断できます。