免責事項:これは英文記事「Performance Charts do not limit percent values to 100%.」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
この記事では 7.x から 8.x への UI 動作変更について説明します。使用率を 100% に制限するのでなく、実際の使用率を表示するようになりました。
症状:
vSphere Client 上で仮想マシンの CPU 使用率が高くなっているが、ゲスト OS 上では異なる使用率が記録されている。
VMware vSphere ESXi 7.x, 8.x
ESXi と仮想マシンの CPU 使用率は、ターボブーストにより 100% を超える場合があります。総 vCPU 数次第と想定されますが、仮想マシンの使用率は IO スレッドによる CPU 消費によって100% を超える場合もあります。
これにより、一部カウンタの不要な人為的制限が無くなります。("cpu.usage" と "cpu.usagemhz" は "cpu.used" に基づいており、このカウンタは VMkernel レベルで TC (タイマー サイクル) 毎に測定されるため、コア周波数が高いほど同じ時間間隔でより多くの TC (マイクロ秒単位) を受け取ります。)
仮想マシンの CPU 負荷グラフは 100% を超える場合がありますが、以前は 100% に制限されていました。そのため、仮想マシンの CPU 使用率が 100% を超えると、パフォーマンスチャートはそれ以上の値を表示できませんでした。
パフォーマンスチャートは vSphere Client で、仮想マシン > 監視 > パフォーマンス、と選択して表示できます。
仮想マシンと ESXi ホストに対する CPU 使用率の高騰に関するアラームを受信する場合があります。
vSphere 8.0 U3 以降では、使用率が 100% を超える場合、グラフ内のパーセント値は最大使用率に併せて調整されます。
仮想マシン > 監視 > パフォーマンス > 詳細、とクリックして、より正確な仮想マシンの CPU 使用率を確認できます。
このグラフは 8 vCPU でなく、16 コアの情報を表示しています。
パフォーマンスチャートは現在ターボブーストのような機能による 100% を超える CPU 使用率を正確に反映するため、管理者は既存の ESXi と仮想マシンの CPU 使用率アラーム閾値を見直し、調整する必要があります。仮想マシンの CPU 使用率が定常的に 100% を超えるものの通常通り動作している場合は、誤報を防ぐため適宜閾値を上げる必要があります。100% を超える閾値 (例 : 120 – 150%) の設定や、継続的な使用率に基づくアラートの設定を検討してください。
vCenter でトリガされた CPU 使用率アラームの例
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以下概要グラフの右の MHz と左側のパーセント (%) で、同じ値が表示される場合があるという報告があります。