ESXi ホストが vsanmgmt メモリリークに遭遇する問題を特定し、解決します。
免責事項:これは英文の記事「vSAN Management (vsanmgmt service) memory leak in ESXi 7.0 U1 and 7.0U2」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
事象:
これらの症状は、vSAN が有効化された ESXi 7.0 U1 または 7.0 U2 ホストで発生します。
ESXi ホストの /var/run/log/vmkernel.log ファイルに、以下の様なメッセージが確認されます:
var/run/log/vsanmgmt.log ファイルに、以下の様なメッセージが確認されます:
/var/run/log/vmsyslogd-dropped.log ファイルに、以下の様なメッセージが確認されます:
vsanmgmtd のコアダンプファイル (vsanmgmtd-zdump.XXX) が、/var/core/ の下に見つかります。
VMware vSphere ESXi 7.0.x
VMware vSAN 7.x
ESXi 7.0 U1 および 7.0U2 に影響する vsanmgmtd サービスにおけるメモリリークの問題です。この問題は vSAN 管理スタックにのみ影響します。
この問題は、vCenter と ESXi の両方を 7.0U3c 以降にアップグレードすることで解決されます。
回避策:
アップグレードできない場合は、影響を受ける ESXi ホスト上で SSH 経由で vsanmgmt サービスを再起動することで問題を回避できます:
# /etc/init.d/vsanmgmtd restart