2024年7月に行われたメンテナンスで、Agent Traffic Manager(ATM)が追加されたが、
ATMで管理しなければならない、バイパス設定を今まで通り、PAC File Bypassに実施してしまった。
PAC File Bypassの情報をATMへ移植する方法はないか?
Cloud SWG with WSS Agent
【PAC File BypassのDomain情報移植手順】
1.PAC File Bypasses>Bypass Domains
画面右端のDownload PAC File Bypassed Traffic Listsをクリックしてbypass_lists.zipをダウンロードする。
2.bypass_lists.zipを解凍してbypass_domains.csvを開く
※bypass_lists.zipには、bypass_domains.csvとbypass_ips.csvの2つが含まれています。
3.bypass_comains.csvをエクセルでOpenする
※テキストエディタでOpenすると、URLの情報がダブルクォートでくくられており、セル間がカンマ区切りになっているので
(リスト作成に不向きなので)、エクセルを利用することをおすすめします。
エクセルのA列を全て選択し、内容をテキストエディタにコピーペーストして、bypass_list.txtなどの名前をつけて保存します。
※bypass_domains.csvの一行目は"domain"になっているので、この行は不要なので削除します。
4.手順3で作成したbypass_list.txtをCloudSWGへインポートしてATMで使えるオブジェクトリストを作成する。
Policy>Object Libraryへ移動します。
4-1.User Defined Objects>Destinations>URL Listsをクリックする。
4-2.URL Listsの直下にある「+New」をクリックする。
4-3.Available Domains/URLs直下にある「+New」ボタンをクリックする。
4-4.Add Domains/URLs画面よりImport Domains/URLsタブをクリックする。
4-5.「Browse...」ボタンをクリックして手順3で作成した「bypass_list.txt」を選択して「Import」ボタンをクリックする。
4-6.List名がブランク状態となっているので、ユニークな名前(「bypass_list_from_PAC」など)を入力して「Save」をクリックする。
4-7.新たにリストが作成された事を確認して画面右上の「Activate Policy」をクリックする。
4-8.Agent Traffic Manager>Traffic Bypass Rulesをクリックしてルールを展開する。
4-9.Defaultの「Domain Bypass List」の行へマウスカーソルを合わせると、右端にペンシルアイコンが表示されるのでクリックする。
※ペンシルアイコンは、見つけにくいのでご注意ください。
4-10.Edit Rule画面のDestinationsの「at least one of the following」の隣にある「+Add/Edit」をクリックする。
4-11.左のDomains/URL Listを展開すると4-6で登録した「bypass_list_from_PAC」が確認できるので、右へ移動する。
既存にあるDomain Bypass Listは使わないので、左へ移動して「Save」をクリックする。
全て完了したら、画面したの「Save Rule」をクリックする。
4-12.画面右上のActivate Policyを押下して設定を反映させて終了する。