免責事項: これは英文の記事 Auto UNMAPs stop working for VMFS/VVOL datastores created out of NVMe devices after upgrading ESXi to 8.0.3 の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
自動で発行される UNMAP コマンドは、ESXi 7.x のホストから NVMe VMFS データストアに正常に送信されますが、ESXi 8.x にアップグレード後は、失敗します。
この問題は、NVMe デバイスから作成された VMFS または VVOL データストアで発生します。iSCSI および FC プロトコルを使用した VMFS データストアには影響ありません。
NVMe アダプタのドライバおよびファームウェアは、Broadcom Compatibility Guide に準拠しています。
UNMAP 統計を確認するには、ESXiホストに ssh で接続し、以下の手順を実行します:
esxtop > オプション u > オプション f > オプション o (UNMAP データがウィンドウに収まるように他のフィールドのチェックを外す) > Enter を押して、DELETE 列の下の UNMAP 統計を確認します。
VMware vSphere ESXi 8.x
8.x ホストでの VMkernel.log :
2024-12-11T20:34:12.358Z In(182) vmkernel: cpu38:2099016 opID=436439f6)NvmeFds: 3105: Unable to fetch UNMAP Attributes for device eui.xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
2024-12-11T20:34:12.360Z Wa(180) vmkwarning: cpu20:2171422)WARNING: NVMEIO:2644 command 0x45dacd8946c0 failed: ctlr 273, queue 0, psaCmd 0x45dac00cb500, status 0xf, opc 0x6, cid 31, nsid 0
2024-12-11T20:34:12.360Z Wa(180) vmkwarning: cpu20:2171422)WARNING: NVMEPSA:217 Complete vmkNvmeCmd: 0x45dacd8946c0, vmkPsaCmd: 0x45dac00cb500, cmdId.initiator=0x453a58c9b408, CmdSN: 0x0, status: 0xf
grep -r "Unable to fetch UNMAP" * | wc -l
4200
上記のログの抜粋から :
PSA はターゲットから UNMAP 属性を取得するために identify コマンド(オペコード 0x6)を発行しています。しかし、identify コマンドはターゲットによってステータス 0xf で失敗しています。
VMware はこの問題を認識しており、今後のリリース 8.0.3 P05 で修正が提供される予定です。
VMware ESXi のビルド番号についてはこちらをクリックしてください:VMware ESXi build numbers