Privileged Access Manager (以下、PAM) クライアントから mstsc.exe を利用してRDP セッションを確立すると GUI の問題が発生する。
本件は、 Windows 11 24H2 に更新した後に見つかったが、PAM 内蔵のアプレットでは発生しない。
PAM 4.2 の機能の Windows Gateway Service ( RDP (リモート デスクトップ プロトコル)用 PAM ゲートウェイの設定 を参照) を利用して、TCP/UDP サービスで mstsc.exe で接続する場合のみに発生する。
Privileged Access Manager: 4.2 + Windows 11 24H2
Windows 11 24H2 ではRDPプロキシサービスで利用していたビットマップ エンコーディング方式が削除されたためです。
現在、開発部門では永続的な解決策については作業中です。
セッション記録を行わない一時的な解決策については準備されているので、サポートケースをオープンしてお問い合わせください。
こちらの文書は以下の KB から翻訳、加筆修正を行いました。
Article ID: 381188: Graphic issues on Windows 11 client with mstsc RDP after applying Windows patch level 24H2