Privileged Identity Manager ( 以下、PIM) のエンドポイントの seosdb が不整合が発生し、再作成を行う必要があった。
seosdb の再作成後、いくつかのルールが消えていたので、エンタープライズ管理でポリシーの再デプロイを行ったが、キューのまま処理が動かない。
メッセージキューは正常に稼働しており、キューのバックアップは行われていない。
Privileged Identity Manager: 全バージョン
Privileged Access Manager Server Control: 全バージョン
このエンドポイントでは、seosdb データベースの再構築に問題があり、 seosdb データベースのポリシー情報が不完全となったため、 policyfetcher がルールを正しく取り出すことができなくなりました。
エラーは /opt/CA/AccessControl/log/policyfetcher.log に記録されており、GPOLICY または RULESET の関連付けが欠落していたため、ポリシーの削除中にエラーが発生したことが示されていました。
解決するためには次の手順で seosdb の作成と DMS の HNODE 情報のリセットが必要となります。
最初は エンドポイント側で以下の操作を行います。
次に エンタープライズ管理サーバでコマンドプロンプトを開いて以下の作業を行います。
(endpointname は問題が発生しているエンドポイント名で置き換えてください。)
# selang
AC> host DMS__@
AC> rr HNODE <endpointname>
AC> sr deployment * gen_prop(HNODE_NAME) gen_val(HNODE.<endpointname>)
(この時、該当するレコードは0件になるはずです。)
AC> exit
# dmsmgr -sync self
全部完了したら、HNODE と 関連するデプロイメントはエンタープライズ管理サーバから削除されます。
エンドポイントを再起動することで数分程度で、policyfetcher が開始し、情報を エンタープライズ管理サーバへ格納していきます。
最後に、エンタープライズ管理サーバの GUI からログインし、ポリシーをエンドポイントにデプロイしてください。
policyfetcher が再起動されるかジョブが走ると正しくポリシーが反映されました。
こちらの文書は以下の英文のKBを翻訳、加筆、修正しました。
Article ID: 230694: Attempting to Redeploy a Policy Results in a Queued State