Privileged Access Manager Server Control ( 以下、 PAMSC) のいくつかのエンドポイントにおいて libcrypto.so.0.9.8 で脆弱性が報告されている。
このファイルは何のために存在するのか?また、どうして一部のエンドポイントだけに存在するのか?
Privileged Identity Manager: 全てのバージョン
PAM Server Control: 全てのバージョン
libcrypto.so.0.9.8 ファイルは、Privileged Identity Manager ( 以下、PIM) で通信用に使用していました。
しかしながら、 PAMSC では一部通信方法が更新されました。
このため、現状の PAMSC を新規でインストールした場合にはファイルは存在しません。
しかし、PIM からのアップグレードで使用されている場合は、ファイルが残存しています。
PAMSC のエンドポイントで libcrypto.so.0.9.8 が残存している場合、削除可能です。
また、削除してもエンドポイントの機能には影響を与えません。
こちらの文書は以下の KB から翻訳加筆修正を行いました。
Article ID: 272672: Library libcrypto.so.0.9.8 Usage in PIM/PAMSC