免責事項: これは英文の記事「Resolving /storage/log Disk Space Issues Caused by Infraprofile Java Heap Dump Files in vCenter Server(375839)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
サイズの大きい infraprofile サービスの Java ヒープダンプファイル (java_pid*.hprof) が蓄積することで、vCenter Server の /storage/log 領域を逼迫させる場合があります。
/storage/log 領域の逼迫は、操作の失敗やサービスの中断など様々な問題を引き起こします。
- VMware vSphere 7.0 とそれ以降
infraprofile サービスが Out of Memory (OOM) に陥る場合があり、OOM が発生するとサイズの大きいヒープダンプファイルが /storage/log 内に作成されます。
作成されたヒープダンプファイルが適切に管理されないと、ディスク容量を消費する原因になります。
Resolution:
現状本件の解決策はありません。
開発チームは OOM が発生する問題について把握しており、vAPI endpoint でのセッション管理方法の改善を含めた恒久的な問題解決に取り組んでいます。
Work-around:
ディスク使用量を改善し、この問題によって発生する将来的な /storage/log 領域の容量逼迫を防ぐには、以下の手順を実行します。
# cd /storage/log
# ls -lh infraprofile/java_pid*.hprof
# rm infraprofile/java_pid*.hprof
# cloudvm-ram-size -l | grep vmware-infraprofile
# cloudvm-ram-size -C <手順 3-a の値を 2 倍した値> vmware-infraprofile
# service-control --restart vmware-infraprofile
# cloudvm-ram-size -l | grep vmware-infraprofile
- 割り当てられるメモリ量を増やした後も継続してこの問題が発生する場合には、サポートチケットの起票をご検討ください。
- 特にリソース制限のある環境では、vCenter Server に十分なリソースを割り当ててください。