仮想 Trusted Platform Module (vTPM) デバイスを使用する新しい仮想マシンの作成

Products

• VMware vSphere ESXi 8.0
• VMware vSphere ESXi 7.0
• VMware vSphere ESXi 6.0

Issue/Introduction

免責事項：これは英文の記事「Creating new virtual machine with virtual Trusted Platform Module (vTPM) device (313843)」の日本語訳です。
記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

このKB記事では、仮想 Trusted Platform Moduleを使用して仮想マシンを作成する手順について説明します。TPMまたはvTPMは、Windows 11などの一部のOSのインストールに必要です。

詳細については下記ドキュメントをご参照ください。

• Windows 11 のシステム要件について :   Find Windows 11 specs, features, and computer requirements.
• vSphere での Windows 11 のサポートについて :    Windows 11 Support on vSphere | VMware

Symptoms:

この記事は informational document です。

Environment

VMware vSphere ESXi 8.x

VMware vSphere ESXi 7.x

VMware vSphere ESXi 6.7

Resolution

vTPM を使用して VM を作成するプロセスは、標準の VM 作成プロセスと非常に似ていますが、キー プロバイダーを構成し、vTPM デバイスを VM に追加する必要があるという要件が追加されています。

vSphere Client を使用して vCenter Server に接続し、vSphere 環境でキー プロバイダーを構成します。

• vSphere 6.7 の場合は、次のドキュメントをご参照ください:  Add a KMS to vCenter Server in the vSphere Client
• vSphere 7.0 の場合は、次のドキュメントをご参照ください:  Add a Standard Key Provider Using the vSphere Client
• vSphere 7.0 U2 以降では、上記の標準キー プロバイダー オプションの他に、vSphere ネイティブ キー プロバイダーがあります。こちらのドキュメントをご参照ください:  Configure a vSphere Native Key Provider  

vTPM を搭載した VM を作成するには: 

1. インベントリ内で、仮想マシンの有効な親オブジェクト (ESXi ホストやクラスタなど) を選択します。
2. オブジェクトを右クリックし、「新規仮想マシン」を選択して、プロンプトに従って仮想マシンを作成します。
3. [ハードウェアのカスタマイズ]手順で、[VM オプション] タブをクリックし、[起動オプション] 配下のファームウェアが EFI に設定されていることを確認します。
4. [仮想ハードウェア] タブに戻り、[新規デバイスを追加] をクリックして、[Trusted Platform Module] を選択します。
5. 「NEXT」、「FINISH」をクリックして仮想マシンの作成を完了します。

vTPM が新しい VM に追加されたことを確認するには:

• 新しく作成した仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択すると、[セキュリティ デバイス] の下に Trusted Platform Module が表示されていることがわかります。