Privilegd Identity Manager ( 以下、 PIM) の seos.ini ファイル中 passwd.Dictionary で指定される words ファイルは通常ファイルの必要があるのか? 実ファイルを指し示すシンボリックリンク でも問題ないか?
Privileged Identity Manager: 全バージョン
最初に質問に関しては回答は「はい」になります。
シンボリックリンクでも問題なく動作します。
ただし、辞書ファイルに関しては時代遅れのものとなっており、seos.ini のコメントにも以下の記載があります。
; このトークンはもう使用されていません。後方互換性のためのみに、
; 保存されています。データベース内の辞書を代わりに使用してください。
データベース内の辞書は DICTIONARY クラスのレコードを示しています。
基本的には、DICTIONARY クラスのレコードに単語を登録します。
例えば、word をパスワードとして使用したくない場合は、
er DICTIONARY word
と登録します。
また、既に辞書ファイルを使用していた場合、辞書ファイル内の単語を登録するツールがあります。
DictImport ユーティリティ: 辞書ファイルのインポート
辞書データベースを有効にするには、seos.ini で UseDuct = no に設定し、 DICTIONARY クラスを selang のコマンドにて setoptions class+(DICTIONARY) で有効化してください。
なお、PIM の管理者権限ユーザで他のユーザのパスワードを変更するときにはこのルールは使用されません。
動作のテストには一般ユーザで行ってください。
こちらの文書は以下の KB から翻訳加筆修正を行いました。
Article ID: 198582: passwd.dictionary words dictionary change