PIM/PAMSC: Windows 版 エンドポイントのトレース設定について
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PIM/PAMSC: Windows 版 エンドポイントのトレース設定について

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Article ID: 378109

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Products

CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM) CA Privileged Access Manager - Server Control (PAMSC)

Issue/Introduction

Privileged Identity Manager ( 以下、 PIM) の Windows 版ではトレースを有効化するためにどのように設定したらいいか?

Environment

Privileged Identity Manager: Windows 版全てのバージョン

Privileged Access Manager Server Control: Windows 版全てのバージョン

Resolution

Windows 版でトレースをとる方法を説明させていただきます。
トレースはコアエンジンがタイムアウトした場合や、パフォーマンスの低下を確認する際に役に立ちます。

tracer.ini で設定できる内容のフルトレースを有効化するためには PIM を停止して、下記のレジストリを書き換えます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ComputerAssociates\AccessControl\Tracer

TraceEnabled の値を 0 から 1 に変更します。

TraceCfgFile に設定されている tracer.ini を下記のように変更していきます。
ファイルには読み込み専用フラグが設定されているので、編集するためには解除する必要があります。

[CLog Settings] セクション:
LogFileDLL がある場所を指しているかどうかを確認してください。
(デフォルトのインストールされる場所から変更されている場合は特に注意してください。) 

[Trace] セクション:
‘FileName’ は実際の場所をフルパスで指定してください。

FileName=c:\Trace.log
MaxFileSize=200000000 = 最大ファイルサイズ ( byte 単位 )
MessageFormat =%D %T (%L) Message: %M\n = 記録するメッセージのフォーマット

これらを指定すると以下のようになります。
[Trace] セクション:
Output=LogFile
FileName=c:\Trace.log
OpenMode=1 
MaxFileSize=200000000
MessageFormat =%D %T (%L) Message: %M\n
MaxNumberOfHistFiles=2

[filters] セクション:
[*.MST_TRACE.*] を [*.*.*] に変更します。

PIM を開始すると起動時から 'FileName' の場所にファイルを作成し、トレースを開始します。