PAMSC: キーボードロガーの有効化と使い方について
search cancel

PAMSC: キーボードロガーの有効化と使い方について

book

Article ID: 376630

calendar_today

Updated On:

Products

CA Privileged Access Manager - Server Control (PAMSC) CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM)

Issue/Introduction

 Privileged Identity Manager ( 以下、PIM) または Privileged Access Manager Server Control ( 以下、 PAMSC) の Linux/UNIX 版が導入されたサーバでキーボードロガーを使用するための設定を解説します。

Environment

Privileged Identity Manager: Linux/UNIX 版の全バージョン

Privileged Access Manager Server Control: Linux/UNIX 版の全バージョン

Resolution

最初にキーボードロガーを有効化します。

  1. seos.ini の [kblaudit] セクションで、以下のトークンを設定します。
    ( 値を反映させるためには seosd の再起動が必要です。)
        kbl_enabled = yes
  2. selang から、キーボードロガーを設定したいユーザの設定を行います。
        AC> exu <user_name> audit(interactive)
  3. 設定したユーザで再度ログインし、コマンドを実行します。

内容を確認するには以下のように実行します。

  1. 監査権限を持つユーザで実行します。
    # seaudit -kbl
    DD MMM YYYY hh:mm:ss P LOGIN        <user_name>            709 12 XX.XX.XX        cmdlog
    ...
  2. 1 の結果からセッションIDを取得します。( 本例では 709 が返されたとします。)
  3. 実際に保存されたコマンドラインを表示します。
        # seaudit -kbl -sid 709 -pr

注: 後で使用するためにログインシェルに追加するためには以下の手順に従ってください。

  • /etc/shells に記載されたプログラムがシンボリックリンクではなく、実際のプログラムを参照していることを確認してください。
      ...
      /bin/ksh93
      ...
  • ユーザプロファイルでログインシェルに指定されているのが実際のプログラムであることを確認してください。
    AC> exu <user_name> audit(interactive) unix(shellprog(/bin/ksh93))
  • カーネルモジュールの再ロードと sebuildla の再実行を行ってください。
    # secons -sk
    # SEOS_load -u
    # seload
    # sebuildla -a

Additional Information

注:

なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。

Article ID:  100271: How to Enable and Use the Keyboard Logger